シキノハイテックのIPO評価と初値予想です。
シキノハイテックの上場日は3/24(水)で、IPOの申し込みは3/8(月)からスタートします。
シキノハイテックの事業概要
シキノハイテックは、半導体開発装置の開発・製造や、カメラモジュールおよび画像処理システムの開発などを展開しています。
シキノハイテックは半導体に関連する事業分野について設計・清算・販売・サービス活動を展開しており、自社内で製造・販売の一貫体制を整えています。
魚津工場では、電子機器製本や半導体検査装置、画像処理システム、カメラモジュール製品などを生産し、魚津工場、大阪デザインセンター、東京デザインセンター、九州事業所及び福岡デザインセンターの各拠点では設計業務を行っています。
事業セグメント別の主要製品及び技術
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売上構成比では、半導体検査・装置関連の電子事業システム事業とLSI設計のマイクロエレクトロニクス事業で全体の4割ずつを占め、残りの2割が製品開発事業となっています。
各事業の売上構成と業績推移
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事業系統図
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シキノハイテックの業績推移
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シキノハイテックのIPO評価
シキノハイテックで現事業を開始したのは1986年(設立は1976年)で、半導体検査関連製品は開発から製造まで総合的に対応、また、事業基盤となるLSI設計・開発は、富山、大阪、東京に拠点を構え、特に、JPEG IPコアは国内トップシェアで、その技術やカメラモジュールを組み合わせて画像処理や画像センシングのカスタム開発製品を供給しています。
業績的には2018年3月期をピークに減収傾向で、利益面も前期は増益に転じましたが今期は減益の見込みとなっています。
シキノハイテックIPOの公開規模は想定価格ベースで約5.5億円と小型であり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は2社で34.8万株あります。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格に依る解除条項はありません。
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老舗の地味なIPOではありますが、荒れ相場でもIPOは非常に好調であり、小粒なシキノハイテックも需給面から賑わいそうです。
当日は人気化が予想されるSharing Innovationsと同時上場となりますが、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が見込めるIPOと見ています。
シキノハイテックIPOの取扱い証券
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シキノハイテックIPOの初値予想
シキノハイテックの初値予想は850円とします。
※想定価格平均=390円:仮条件決定前
3/4(木)の仮条件決定後に再度初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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