オーウエル(Owell)がIPO(新規上場)承認されました。
オーウエル(7670)の上場日は12/13(木)で、上場市場は東証二部となります。
主幹事は大和証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/28(水)~12/4(火)となってます。
本日は1社のみでしたが → (FUJIジャパン(1449)も出てました。後ほどアップします)、IPOの新規承認が続くのは嬉しいですね。
明日以降も適度なペースで続くことを祈ってます。
オーウエル(7670)の事業内容
オーウエル(7670)は創業70年を越える生産財商社で、塗装関連事業や電気・電子部品事業を展開している企業です。
オーウエル(7670)は1943年の創業以来、産業用塗料で常に販売高トップの実績を上げています。
現在は、塗料・塗膜形成技術、生産財(化成品・物資)、工事、グローバル、LED照明、機能性光学製品、エレクトロニクスの7つの基幹事業となっています。
主力の塗料関連事業は、建築用塗料に代表される一般的な「汎用塗料」と、高い品質が要求される自動車用塗料に代表される「工業用塗料」に大別されます。
オーウエル(7670)は、製品ごとに塗膜になるまでのプロセス(塗料の選定・仕様・工法・環境等)について、様々な顧客の問題解決に寄与する商品、サービスの提供を行っています。
電気・電子部品事業では、位置や回転などを検知する磁気センサーやLED照明製品を取り扱っており、車載向けのセンサーでは変速抑制やブレーキ抑制、ステアリング抑制、エンジン抑制等に採用されています。
オーウエル(7670)の各種経営指標
※クリックで拡大します
オーウエル(7670)のIPO基礎情報
証券コード | 7670 |
社名 | オーウエル株式会社 |
業種 | 卸売業 |
事業内容 | 塗料、表面処理剤、塗装関連機器・設備、意匠・保護フィルム等の販売および電気・電子部品等の販売ならびに、それらに付帯する各種工事の請負および設計・監理 |
上場日 | 12/13(木) |
上場市場 | 東証二部 |
公募株数 | 1,628,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA | 244,200株 |
想定発行価格 | 700円 |
仮条件 | 11/26に決定 |
最低必要金額 | 7.0万円 |
吸収金額 | 13.1億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 73.5億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 11/28~12/4 |
公募価格決定日 | 12/5 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 みずほ証券 SBI証券 カブドットコム証券(委託取扱決定!) |
大和証券を主幹事とした5大証券+SBI証券の顔ぶれで、三菱UFJ系列であるカブドットコム証券の委託取扱も期待されます。 ⇒ 決定しました!
オーウエル(7670)のIPO評価
オーウエル(7670)は老舗のオールド企業で、いかにも東証二部といったIPOですね。
事業内容も塗装関連や電気・電子部品関連という事で用途や範囲が広いため、目論見書を読んでもあまり理解できません(笑)
業績は安定的に推移しているようで、僅かですが近年は利益面が伸びているようです。
公開規模は想定価格ベースで約13.1億円となっており、公募のみでOA以外の売出しはありません。
筆頭株主はオーウエルの従業員ち株会で約16%、以降の大株主には日本ペイント(約10%)、関西ペイント(約8%)、大日本塗料(約6%)と続き、さらに三菱UFJ銀行(約5%)、三井住友銀行(約3.5%)、みずほ銀行(約3.5%)と銀行系が続きます。
他にも保険会社や取引先、個人などの細かく分散されていますが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
株主のほとんどに上場後90日のロックアップがかかっていますが、公開価格の1.5倍で解除されます。
東証二部の地味目なIPOなので、IPOラッシュとなった場合は埋もれてしまいそうですね。
スペック的に人気化することはなさそうですが、単価も安いので落ち着いた初値形成になると思われます。
オーウエルIPO(7670)の初値予想
一発目の初値予想は11/11(日)か11/12(月)に追記します
ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に記載します
※緑字が仮評価、黒字が本評価、変更があった場合は赤字
800円(初値予想第一弾:11/11記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/26(月)後にアップします
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