FUJIジャパンIPOの上場承認とIPO初値予想

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2018年11月08日（木）

FUJIジャパン(1449)がIPO(新規上場)承認されました。

FUJIジャパン(1449)の上場日は12/13(木)で、上場市場は札証アンビシャスとなります。

主幹事は藍澤證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/26(月)～11/30(金)となってます。

本日はオーウエル(7670)のIPOも新規承認されてます。

FUJIジャパン(1449)は、リフォーム事業(外壁材の製造、販売、卸、施行、並びに総合リフォーム事業)を展開している企業です。

外壁のリフォーム工事を主としており、建材はOEM先製造会社と協力して開発したオリジナルの外壁材「ハッピーエンドシリーズ」を用いて外壁リフォームの提案、施行、メンテナンスを行っています。

ハッピーエンドシリーズ

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「ハッピーエンドシリーズ」は耐久性、耐熱性、防汚性等を備えており、施行に関しては、寒さの厳しい寒冷地において10年以上にわたる施工実績に裏付けされた技術力を有しています。

施工までの流れ

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外壁のリフォーム以外では、塗装やエクステリア、内装工事などの総合的なリフォームも手掛けており、他にも「ハッピーエンドシリーズ」や施工資材等を工務店などの法人に対して卸販売を行っています。

※クリックで拡大します

証券コード	1449
社名	株式会社FUJIジャパン
業種	建設業
事業内容	リフォーム事業(外壁材の製造、販売、卸、施行、並びに総合リフォーム事業)
上場日	12/13(木)
上場市場	札証アンビシャス
公募株数	60,000株
売出株数	50,000株
OA	0株
想定発行価格	730円
仮条件	11/22に決定
最低必要金額	7.3万円
吸収金額	0.8億円（想定価格で計算）
時価総額	5.2億円（想定価格で計算）
BB期間	11/26～11/30
公募価格決定日	12/3
主幹事証券	藍澤證券
幹事証券	岡三証券 SBI証券エース証券上光証券マネックス証券岡三オンライン証券(委託取扱決定！)

主幹事は藍澤證券と珍しいですね。個人的にも記憶にありません。超小粒なIPOで大手5社は幹事団に入ってませんが、そんな中でもSBI証券はしっかりと名を連ねているのは流石です。

また、岡三証券が幹事入りしているので岡三オンライン証券の委託幹事(裏幹事)も~~期待されます~~。 ⇒ 決定しました！

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FUJIジャパン(1449)は、寒冷地の北海道で実績を積み上げ、現在は東北から関東エリアまで事業を拡大しています。

リフォーム事業はライバルも多いですが、雪国での実績は同社の武器になりそうですね。

業績は年度によってバラツキがありますが、概ね右肩上がりで順調に推移しているようです。

公開規模は想定価格ベースで約0.8億円と超小粒なIPOであり、公開株数は11万株(1,100枚)でOAの売出しもありません。

VC(ベンチャーキャピタル)の保有もなく、株式のほとんどを代表の佐々木氏が保有しており(上場後も約77%を保有)、上場後180日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)

ここまで小粒なIPOだと需給面だけで上げそうです。ただし、規模が規模で上場市場も札証アンビシャスだけに、上場後の流動性には注意したいところです。

ちなみに札証アンビシャス上場の直近IPOは以下のようになってます