アストロスケールホールディングスの初値予想とIPO参加スタンスです。
アストロスケールホールディングスに対する事前評価はそれなりに高く、ブックビルディング期間は5/20(月)から5/24(金)となっています。
アストロスケールホールディングスは、宇宙ゴミ(スペースデブリ)化防止、除去、人工衛星の寿命延長、点検・観測などの軌道上サービスを提供している宇宙ベンチャーです。
アストロスケールホールディングスIPOの仮条件
750円~850円
アストロスケールホールディングスの仮条件は、想定価格の720円を上回る範囲で強めに設定されました。また、海外への販売株数が当初から約19.2%拡大されました。
仮条件の上限価格で計算した2024年4月期の予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約238.5億円となります。
⇒ アストロスケールホールディングスIPOの評価とIPO初値予想!
⇒ アストロスケールホールディングスIPOの上場承認と基礎情報!
アストロスケールHDのIPOの参加スタンス
三菱UFJMS証券 | 参加 |
M・スタンレーMUFG証券 | 口座なし |
みずほ証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
野村證券 | 参加 |
SMBC日興証券 | 参加 |
楽天証券 | 参加 |
東海東京証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
水戸証券 | 口座なし |
松井証券 | 参加 |
マネックス証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット参加不可 |
アイザワ証券 | 参加 |
auカブコム証券 | 参加 |
岡三オンライン | 参加 |
DMM株 | 参加 |
フル参加の予定です。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
アストロスケールHDのIPO評価ポイント
アストロスケールホールディングスの仮条件は、想定価格の720円に対して約4.2%~18.2%の範囲で上振れました。
アストロスケールホールディングスの2024年4月期の業績は、売上高が約50.7%増の見込みですが、営業赤字も約44.9%増と拡大する見込みであり、第3四半期時点での進捗率は、売上高で約73.9%、営業赤字で約49.9%となっています。
アストロスケールホールディングスの公開規模は仮条件の上限価格で約238.5億円となり、約59.6億円分(約29.5%) ⇒ 約82.3億円分(約34.5%) が海外に販売されます。
また、また、ヒューリックやVC等の4社に対し、合計で5,999,900株(仮条件の上限価格ベースで約51.0億円)に相当する株式 ⇒ 529.39万株(約45億円分)を親引けで割り当てられる予定です。
これで国内分の吸収規模は実質ベースで約117億円 ⇒ 約111.2億円となります。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かりますが、VC1社(132.48万株)と個人株主6名分の計278.46万株は上場時に売却可能であるほか、ロックアップ対象外で行使可能な新株予約権も最大で804.33万株あります。
アストロスケールホールディングスは成長期待の高い宇宙ベンチャーということで、機関投資家を含め投資家の注目度は非常に高そうです。
業績的にはまだ大赤字なので不安は残るものの、海外への販売株数も若干ながら増加しており、注目していた仮条件は大幅に上振れてきました。
このところ同じ宇宙関連のアイスペースやQPS研究所の株価は落ち着いていますが、QPS研究所は昨日の「大型受注に関するお知らせ」を受け、再び宇宙関連が盛り上がりそうな雰囲気もあります。
予想会社の評価も当初に比べて強気に傾いたようなので、ここは素直に乗っかってみるつもりです。
アストロスケールHDのIPO初値予想
1,530円
アストロスケールホールディングスの初値予想は、公開価格を850円として1.8倍となる1,530円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,250円~1,500円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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