フリーの初値予想とIPO参加スタンスです。
フリー(freee)は、スモールビジネス向けのクラウドERP(統合基幹業務システム)サービス「freee」シリーズを展開している企業です。
予想会社の評価は微妙なところで、ブックビルディングは12/3(火)から12/6(金)となってます。
フリー(4478)の仮条件
1,800円~2,000円
フリー(4478)の仮条件は、想定価格範囲の1,660円~1,940円(平均1,800円)を上回る格好でやや強めに設定されました。
上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約371.3億円(国内は148.5億円)となります。
フリーIPOの参加スタンス
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
メリルリンチ日本証券 | 口座なし |
SBI証券 | 参加 |
野村證券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
東洋証券 | ネット参加不可 |
楽天証券 | 検討中 |
いちよし証券 | 検討中 |
エース証券 | 口座なし |
ちばぎん証券 | 口座なし |
東海東京証券 | 検討中 |
松井証券 | 検討中 |
丸三証券 | 検討中 |
水戸証券 | 口座なし |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 検討中 |
見送り目線でしたが再度検討してみます。
フリー(4478)IPOの評価ポイント
フリー(4478)IPOの仮条件は意外にも上振れで決定しました。
個人的にはランサーズ(4484)のように仮条件を下げると同時に公開株数の削減もあり得ると見ていたので、ちょっと驚きでしたね。
また、公募分の国内配分比率を減らして海外販売比率を増やしており(公募価格決定時に最終決定)、トータルの海外販売比率は約60%となります。
これらを素直に捉えれば、海外勢を含む機関投資家の評価はそれなりに高く、意外に需要はあるのかもしれません。同じく赤字で類似のマネーフォワード(3994)が好調に推移していることも追い風になっていると思われます。
ちなみに、予想会社もこの結果を受けて若干ですが評価を上げたようです。
個人的には資金繰りも厳しく面倒だったのでスルーの気分でしたが、こうなってくると悩んでしまいますね…。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
フリーのIPOは、公開規模大+過密スケジュールということで需給面での不安がある上に、個人的にはまだ赤字脱却の目途がついていないグロース株という点が気になってしまいます。
売上や契約件数は倍々ゲームで伸びてますが、今期も赤字幅が拡大する見込みというのは頂けません。2020年3月期は売上高が約53.7%と大幅増も、経常赤字も約9.7%増(約31億円)の予想となっています。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
フリー(4478)の公開規模は約371.3億円(国内は148.5億円)となっており、VC(ベンチャーキャピタル)は多く残りますが、VC含む既存株主には上場後360日・180日等のロックアップが掛かっています。
上振れした仮条件を見ると大丈夫な気もしますが、うーん、本当に悩みますね(苦笑)
フリー(4478)IPOの初値予想
公募価格近辺
フリー(4478)のIPOは、公募価格を2,000円として公募価格近辺の初値予想とします。
予想会社の現段階での初値目途は、2,000円~2,200円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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