住信SBIネット銀行の初値予想とIPO参加スタンスです。
住信SBIネット銀行に対する事前評価は微妙なところで、ブックビルディング期間は3/14(火)から3/17(金)となってます。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが50%ずつ共同出資するインターネット専業銀行です。
住信SBIネット銀行IPOの仮条件
1,200円~1,260円
住信SBIネット銀行の仮条件は、想定価格の1,260円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約9.8倍、吸収規模は約600.9億円となります。
⇒ 住信SBIネット銀行IPOの評価とIPO初値予想
⇒ 住信SBIネット銀行IPOの上場承認とIPO基礎情報
住信SBIネット銀行IPOの参加スタンス
野村證券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
ゴールドマン・サックス証券 | 口座なし |
大和証券 | 検討中 |
UBS証券 | 口座なし |
SMBC日興証券 | 検討中 |
シティグループ証券 | 口座なし |
Bofa証券 | 口座なし |
アイザワ証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット参加不可 |
松井証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBIネオトレード証券 | 検討中 |
岡三オンライン | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
とりあえず検討中としていますが、現時点では見送り目線です。
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住信SBIネット銀行IPOの評価ポイント
住信SBIネット銀行の仮条件は、想定価格の1,260円に対して下限価格が約4.8%下振れました。
住信SBIネット銀行の2023年3月期は経常利益が約24.7%増と連続で増益となる見込みで、第3四半期時点での進捗率は約75.2%となっています。また、2024年3月期は約17.2%増、2025年3月期は約11.8%の増益を見込んでいます。
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住信SBIネット銀行の公開規模は仮条件の上限価格で約600.9億円となり、約25%が欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売されるため、国内分は約450.7億円となります。
既存株主の三井住友信託銀行とSBIホールディングスには上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
住信SBIネット銀行は昨年3月に一度IPOを中止しており、今回は改めての上場となります。
<前回比較>
上場市場: 東証1部 ⇒ 東証スタンダード
上場時発行済み株数:156,247,300株→150,793,800株(約3.5%減)
公募株数: 5,453,500株 ⇒ 0株
売出株数: 54,702,000株 ⇒ 41,468,400株(約24.2%減)
※国内:32,821,200株 ⇒ 29,546,400株(約10%減)
※海外:21,880,800株 ⇒ 11,922,000株(約45.5%減)
※OA株数: 9,023,000株 ⇒ 6,,220,200株(約31.1%減)
公開株数 :トータルで約31.1%減
海外販売比率:40% ⇒ 25%
想定発行価格: 1,920円 ⇒ 1,260円(約34.4%ダウン)
公開規模 ⇒ 1,328.2億円 ⇒ 600.9億円(約54.8%減)
時価総額: 2,999.9億円 ⇒ 1,900.0億円(約36.7%減)
※幹事団 : 外資3社新規加入/SMBC日興証券が主幹事⇒平幹事に
注目していた仮条件は、下限価格の下振れで決まりました。
また、米シリコンバレー銀行等の破綻を受けて年初から好調だった日本の銀行株も大きく売られており、ここに来て一気に暗雲が漂ってきた印象です。
住信SBIネット銀行はネットバンクの初物で業績も好調であり、個人的には東証スタンダードへの上場というのが気になるところでしたが、こうなると余計に気が引けてしまいます。。
ちなみに、昨日売り出し価格が決定したゆうちょ銀行は、本日早くも売り出し価格に張り付いており(OA分の安定操作よる買い支え)、この辺も投資家心理を冷やしそうです。
明日以降も銀行株が冴えないようだと、再度の「上場延期」も考えられますね。。
住信SBIネット銀行IPOの初値予想
公開価格近辺
住信SBIネット銀行の初値予想は、公開価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,200円~1,300円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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