技術承継機構の初値予想とIPO参加スタンスです。
技術承継機構に対する事前評価はそれなりで、ブックビルディング期間は1/22(水)から1/27(月)となってます。
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技術承継機構は、高い技術や技能を持つ製造関連企業を連続的にM&Aし(M&Aした企業の譲渡はせず)、経営支援を行いながら成長を目指す企業です。

技術承継機構IPOの仮条件
1,850円~2,000円
技術承継機構の仮条件は、想定価格の1,970円を挟む範囲で設定されました。上限価格で計算した2024年12月期の予想PERは約18.3倍、吸収規模は約33.5億円となります。
⇒ 技術承継機構のIPO評価と初値予想!
⇒ 技術承継機構IPOの上場承認と基礎情報!
技術承継機構IPOの参加スタンス
SBI証券 | 参加 |
Jトラストグローバル証券 | 参加 |
アイザワ証券 | ネット参加不可 |
岩井コスモ証券 | 参加 |
松井証券 | 参加 |
むさし証券 | 参加 |
SBIネオトレード証券 | 参加 |
DMM株 | 参加 |
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技術承継機構のIPO評価ポイント
技術承継機構の仮条件は、想定価格の1,970円に対して約-6.1%~1.5%と想定価格を挟む形ですが、下方への下振れが若干大きめです。
技術承継機構の2024年12月期の業績は、売上高が約17.9%増、営業利益が約70.6%となる見込みで、第3四半期時点での進捗率は、売上高で約73.1%、営業利益で約75.9%となっています。
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技術承継機構の公開規模は仮条件の上限価格で約33.5億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、1/21公開の目論見書の訂正事項分で、りそなアセットマネジメント系ファンドが8億円分、英国Jane Street Financialが2.4億円分に相当する株式数を購入することへの関心の表明が発表されました(共に中長期的保有の方針)。
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技術承継機構は、製造業の後継者不足を背景に、厳選したM&Aの継続で業績を拡大させています。
ただ、公開規模は海外への販売を考慮しても荷もたれ感のある水準であり、仮条件の下限の下振れが大きいのは少し気になるところです。
しかし、同時にファンド2社による計10.4億円分に相当する関心の表明も出ており、機関投資家の評価にも温度差がありそうです。
SBI証券が主幹事なので初動の売り圧力は強そうですが、上場時に余計な売り圧力はなく、東証の上場では今年初のIPOでもあるため、現時点ではそれなりに買いを集める展開になるとみています。
技術承継機構IPOの初値予想
2,500円
技術承継機構の初値予想は、公開価格を2,000円として1.25倍となる2,500円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、2,500円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓

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