PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)IPOの初値予想とIPO参加スタンスです!
PKSHA Technology(3993)は東大発のAI(人工知能)開発ベンチャーで、機械学習技術等を利用したアルゴリズムの開発及びライセンス提供を行っています。
直近で大手予想会社が評価をB評価⇒A評価へと格上げしており、急速に注目度が高まっています。
パークシャテクノロジーはNVIDIA(エヌビディア)の日本におけるパートナー企業であり、2016年にはNTTドコモや伊藤忠商事と業務資本提携、さらに先日はトヨタ自動車が10億円の出資を表明するというサプライズもありました。
トヨタ、AIベンチャーに10億円出資 自動運転研究に力
トヨタ自動車は人工知能(AI)ベンチャー企業のPKSHA Technology(パークシャ テクノロジー、東京・文京)に出資する。出資額は10億円程度で、全体の4%前後の株式を持つ株主になる。パークシャはAI分野の最先端の技術を持つ。自動運転やコネクテッドカー(つながる車)などの研究開発で連携を深める。
2012年設立のパークシャは9月22日に東証マザーズに上場する。新株の売り出しに合わせトヨタ…
引用元:日本経済新聞(2017/8/26)
AI(人工知能)や深層学習技術(ディープラーニング)は注目される投資テーマなので、ここは是非とも当選したいIPOですね。
PKSHA Technology(3993)のブックビルディングは9/6(水)から始まり、締切は9/12(火)となってます。
PKSHA Technology(3993)IPOの仮条件
1,700円~2,400円
PKSHA Technology(3993)IPOの仮条件は、想定価格の1,690円から上限価格を大きく引き上げる形で強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約111.8倍、吸収規模は約57.2億円となります。
また、当初は公募株数を2,570,400株としていましたが、2,074,000株へ約50万株減少させています。
※同時にOA(オーバーアロットメント)分も385,500株 ⇒ 311,100株となっています。
PKSHA TechnologyのIPO参加スタンス
SMBC日興証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
いちよし証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
極東証券 | 口座なし |
マネックス証券 | 参加 |
岡三オンライン証券(委託) | 参加 |
主幹事であるSMBC日興証券の割当数は17,841枚で、ネット抽選枠(10%)で1,700枚以上もの当選が見込めるので期待も高まります!
また、IPOの取り扱いが急増している岡三オンライン証券も口座数が少ないので期待したいところです。
前受金不要の岡三オンライン証券!
PKSHA Technology(3993)のIPO評価
パークシャテクノロジー(3993)は日本版NVIDIA(エヌビディア)との声もあり、AI(人工知能)やディープラーニング技術で大手企業からも注目されています。
ソフトバンクが本家のエヌビディアに4,000億円出資して話題になったのも記憶に新しいところで、この分野に対する大手企業の様々な思惑も垣間見えますね。
PKSHA Technology(3993)の創設者&CEOの上野山勝也氏(35歳)は東大出のボストン・コンサルティング・グループ(BCG)出身で、その若き研究者の経歴や手腕にも期待が集まっているようです。
また、日本におけるAI研究の第一人者、松尾豊・東京大学大学院特任准教授も技術顧問&同社の株主として名を連ねています。
筆頭株主はCEOの上野山勝也氏で38.1%(543.2万株)、第2位株主に同社取締役の山名尚史が12.48%(178万株)。
他の上位株主には資本業務提携しているノーリツ鋼機(7744)グループの投資会社であるNKリレーションズが10.64%(151.7万株)、トヨタや三井住友銀行が出資する未来創生ファンドが6.94%(99万株)が見られます。
ちなみに今回の上場では公募100%であり、OA(オーバーアロットメント)分以外での売出しはありません。上位株主についても180日のロックアップが掛かっています(価格における解除条項もなし)
※もちろんトヨタ自動車の直近出資分2.69%(383,300株)も同様です
PKSHA Technology(3993)の初値予想
3,850円
PKSHA Technology(3993)ののIPOは、公募価格を2,400円として約1.6倍となる3,850円の初値予想とします。
想定価格である1,690円から仮条件の上限価格が約42%も引上げられたのは驚きましたが、それだけトヨタ自動車の直前の出資からも見れるように、機関投資家からも「強い需要」があったものと推測されます。
価格が上昇した分だけ公募株数を減らしたので、吸収規模は当初の見込みとさほど変わりません。
とは言え、公開規模が約57億円と大きめであり、仮条件が引上げられたことで上値余地が少し削られた感もあります。
しかし、余計なVC(ベンチャーキャピタル)による売り圧力はないので、様々な話題性や注目度の高さから高い初値を付けると思われます。
大手予想会社の現段階での初値目途は3,400円~4,000円となってます。※仮条件決定前の数値です
↓皆さんの初値予想は?↓
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