トライアルホールディングス　初値予想

トライアルホールディングスの初値予想とIPO参加スタンスです。

トライアルホールディングスに対する事前評価はそれなりで、上場日は当初予定されていた3/21(木)～3/26(火)の何れかの日になる予定です。

ブックビルディング期間は3/4(月)から3/11(月)(最長で3/15)となってます。

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トライアルホールディングスは昨年の3月末に一度上場を中止しており、今回は改めての上場になります。

トライアルホールディングスは、九州を地盤にディスカウントストア「TRIAL(トライアル)」を全国展開している企業です。

トライアルホールディングスのIPO仮条件

1,600円～1,700円

トライアルホールディングスの仮条件は、想定価格の1,550円を上回る範囲で強めに設定されました。上限価格で計算した2024年6月期の予想PERは約16.3倍、吸収規模は約446.78億円となります。

また、当初は米国および欧州を中心とした海外に約35％(9,198,300株)を販売する予定でしたが、3/3付けで約55%(14,454,500株)に修正されています。

⇒ トライアルホールディングスのIPO評価と初値予想！
⇒ トライアルホールディングスの上場承認と基礎情報！

トライアルホールディングスIPOの参加スタンス

現時点ではフル参加の予定です。

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トライアルホールディングスのIPO評価ポイント

トライアルホールディングスの仮条件は、想定価格の1,550円に対して3.2％～9.7%上振れました。

トライアルホールディングスの2024年6月期の業績は、売上高が約8.9%増、営業利益が約33.0%増と増収増益の見込みで、第２四半期時点の進捗率は、売上高で約51.1％、営業利益で約62.3％となっています。

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トライアルホールディングスの公開規模は仮条件の上限価格で約446.78億円となり、国内分は海外販売比率の増加で約201億円まで圧縮されています。

SBIの北尾吉孝氏個人が保有する40万株を除き、VC1社(20万株)を含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。

<前回比較>

上場市場： 東証グロース ⇒ 東証グロース

公募株数： 23,800,000株 ⇒ 21,200,000株(約10.9%減)

国内：9,048,100株 ⇒ 6,745,500株(約25.4%減)

海外：14,751,900株 ⇒ 14,454,500株

売出株数： 1,795,600株 ⇒ 1,653,100株

OA株数： 3,839,300株 ⇒ 3,427,900株

公開株数 ：トータルで約10.7%減

海外比率：約50% ⇒ 約55%(当初の35%からアップ)

発行価格： 2,000円(想定価格) ⇒ 1,700円(仮条件の上限価格)(15%ダウン)

公開規模 ⇒ 588.7億円 ⇒ 446.78億円(仮条件の上限価格)(約24.1%減)

時価総額： 2,429.8億円 ⇒ 2,021.1億円(仮条件の上限価格)(約16.8%減)
※幹事団 ： 平幹事にSMBC日興証券とマネックス証券が参加　海外向け主幹事にモルガンスタンレーMUFG証券とシティグループ証券が参加

昨春の上場申請時は2,000円の想定価格に対して仮条件が1,800円～2,000円で上場中止となりましたが、今回は仮条件も想定価格から上振れており、海外比率も以前の約50%や今回当初の約35%から約55%に引き上げられたことから、海外製や機関投資家らの評価が高かったものと推察されます。

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トライアルホールディングスの公開規模は依然として大きいものの、IPOの地合いが好転した中、仮条件の上振れや海外比率の増加で投資家の注目度は増しそうであり、上場時に余計な売り圧力もないことから、堅調な展開になるとみています。

トライアルホールディングスのIPO初値予想

2,000円

トライアルホールディングスの初値予想は、公開価格を1,700円として+300円となる2,000円とします。

予想会社の現時点での初値目途は、2,000円としているようです。

↓皆さんの初値予想は？↓

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