ペイペイのIPO(新規上場)に関しては、先週ペイペイに出資するLINEヤフー(4689)が米国市場も視野に入れて上場準備を開始する方針を示しました。
また、翌日にはソフトバンク(9434)もペイペイの通期黒字化と上場準備の開始を表明しており、そして昨日は大本のソフトバンクグループ(9984)が「今年か来年にも上場する可能性がある」と述べています。
ペイペイIPO、日本企業の米上場で最大の可能性-時価は1兆円超も
決済アプリ大手のPayPay(ペイペイ)が新規株式公開(IPO)の準備を開始した。米国市場も視野に入れており、日本企業による米の新規上場で過去最大規模になる可能性がある。
ペイペイに出資する国内通信大手ソフトバンクの宮川潤一社長は8日の決算会見で、ペイペイの連結営業利益が通期で黒字化し上場準備を開始したと述べた。ソフトバンクグループの後藤芳光最高財務責任者(CFO)は、市場環境で決定されるとした上で今年か来年にも上場する可能性があると13日の決算会見で語った。
同社のIPOについてはこれまでも言及がされてきた。準備が順調に進めば、日本企業による米国の新規上場で最大となるかもしれない。ブルームバーグのデータによると、現Aホールディングスが2016年に8億9500万ドル(約1320億円)で米IPOを実施した。三菱UFJアセットマネジメントの友利啓明エグゼクティブファンドマネジャーは、、、、
配信元:Bloomberg 5/14

ソフトバンクの宮川社長は、上場市場の選択はペイペイの判断になるとした上で「米国の上場も選択肢に入っているとしたら、それはそれで合理的ではないか」と述べており、個人的にもペイペイの海外展開を期待しているとの考えを示したようです。
最終的にペイペイがどの市場にどのタイミングで上場するかは分かりませんが、もし日本市場にも上場するなら東京メトロ級の超大型IPOとなり、知名度も抜群なことから大注目のIPOになりそうです。
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