タカラレーベン不動産投資法人(3492)のIPOに当選しました!
当選した証券会社は主幹事のSMBC日興証券で、今回は店頭ではなくネット抽選(自己分のみ)で申し込みました。
タカラレーベン不動産投資法人IPOの公募価格は、仮条件の下限価格となる9.6万円で決定しています。
久々に見るSMBC日興証券の当選画像ですが、公募価格が下限決定では素直には喜べませんね(苦笑)
今回は記事ネタ的に参戦した側面も大きく、当選を流すと運気も落ちそうなので(笑)、公募割れ覚悟で購入する予定です。
SMBC日興証券の当選画像
公募価格は下限決定となりましたが、OA(オーバーアロットメント)は実施されたので、一定の需要はあったものと思われます。
また、当初は国内73.7%:海外26.3%の予定でしたが、海外での需要が少なかったのか、最終的には国内81.9%:海外18.1%の割当比率となっています。
仮条件の下限決定は公募割れ必至?
公募価格が仮条件の上限で決定しなかった場合、残念ながら公募割れとなる可能性が高いです。
2010年に上場した第一生命(8750)のように上限決定でなくとも大健闘したケースはありますが、下限決定ではちょっと記憶にありません。
まあ、割れてもリートなので利回り的に下値は知れてると思いますが、やはり厳しいでしょうね。
一縷の望みがあるとすれば、今回は珍しくグリーンシューオプションが公募価格と同一である点ですが、証券会社も利ザヤは欲しいはずなので、どこで買い戻し(買い支え)の玉が入るのか個人的に興味津々です。
直近のリートIPOで公募価格が下限で決定したのは、2016年に上場した投資法人みらい(3476)とさくら総合リート投資法人(3473)ですが、残念ながら両銘柄とも公募割れでした。
特にさくら総合リート投資法人(3473)はOAも実施されなかったので、公募価格9.1万円→初値7.9万円(-13.2%)と悲惨な結果に…。
ただし、両銘柄ともその後は順調に上昇して現在は公募価格を奪還しています。
当選をキャンセルすると?
SMBC日興証券では当選を辞退すると、その後1か月間IPOに申し込めなくなるというペナルティがあるので、当選をキャンセルする方はご注意ください。
とは言え、これからはIPOの空白期間で機会ロスはほとんどないため、今回はキャンセルが多く出そうですね。
タカラレーベン不動産投資法人IPOの抽選結果
SMBC日興証券 | 当選(1株) |
みずほ証券 | 落選 |
野村證券 | ネット参加不可 |
ブック開始時点では検討中としていましたが、最終的には消極的参戦に留めました。
主幹事ではブック最終日の申し込み番号が少なかったので「全プレ」と思っていましたが、にほんブログ村を見ると補欠(落選)の方も結構いたようです。
みずほ証券ではラッキーなことに?普通に落選でした。
⇒ タカラレーベン不動産投資法人の初値予想と参加スタンス
⇒ タカラレーベン不動産投資法人のIPO基礎情報
分配金利回りは魅力的な水準?
公募価格の9.6万円で分配金利回りを計算すると、フル寄与する来年は約6.4%と魅力的な水準になります。(2018年8月で28円、2019年2月で3,235円、2019年8月で2,915円)
今から狙うのも非効率ではありますが、思った以上に安くなれば短期でも長期でもセカンダリーでの参戦に妙味があるかもしれません。
今回は色んな意味で初値形成のプロセスと動きに注目しています。
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :タカラレーベン不動産投資法人 当選
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