ヤプリの初値予想最終版です。
ヤプリに対する予想会社の評価はC評価となっており、堅調な初値が見込めるIPOと見られていました。
ヤプリIPOの公募価格
3,160円
ヤプリIPOの公募価格は、仮条件2,960～3,160円の上限となる3,160円で決定しました。公開価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約176.1億円となります。
ヤプリIPOの抽選結果
| みずほ証券 | 落選 |
| 大和証券 | 選外(落選) |
| 野村證券 | 落せん |
| SBI証券 | 落選 |
| マネックス証券 | 落選 |
| DMM株 | 落選 |
ヤプリIPOは確保できると見込んでいたので、オール落選は非常にショックでした…。
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ヤプリIPOの初値予想
6,000円（公募比＋2,840円：約1.9倍）
ヤプリIPOは、公募価格の3,160円の約1.9倍となる6,000円の初値予想とします。
ヤプリはノーコード(プログラミング不要)でスマホアプリを開発する独自の技術で急成長しており、大型IPOで業績的にもまだ赤字ながら注目度の高いIPOです。
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さらにヤプリIPOの海外配分比率は公開株数の約50%まで引き上げられており、米国やカナダを除く簡易型のグローバルオファーとしては同日上場のウェルスナビと共に過去最高の比率となりました。
先週の上場で海外人気の高かったプレイド(グローバルオファーで海外配分約80%)が予想以上に高騰したことから、ヤプリIPOに対する期待はより高まっていると思われます。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
ヤプリIPOの公開規模は約176.1億円(国内約88.1億円)で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は約165万株残ります。
株主には概ね上場後180日のロックアップが掛かっていますが、ロックアップ対象外のVCが37.5万株あり、一部の既存株主保有分(約46.6万株)は公開価格の1.5倍以上(4,740円)で初値形成後にロックアップが解除されます。
⇒ ヤプリIPOの初値予想とIPO参加スタンス
⇒ ヤプリIPOの評価と初値予想
⇒ ヤプリIPOの上場承認とIPO基礎情報
明日は同じ大型IPOで注目度の高いウェルスナビ(約197.3億円)や、それなりに大型のKaizen Platform(約66億円)、そして本日初値持越しとなったいつもIPOと、実質4社で競合する形になります。
大型IPOの同日上場で資金分散の影響も受けそうですが、ヤプリとウェルスナビは海外需要の強さを背景に人気化すると思われます。
個人的には当初セカンダリーの筆頭と考えていましたが、最初からこの水準になってしまうのでは厳しいですね。。
※主幹事の引受価格＝2,923円
予想会社の最終初値予想は6,500円となっているようです。
ヤプリIPOの気配運用
ヤプリIPOの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限＝ 7,270円（公募価格の2.3倍）
・気配下限＝ 2,370円（公募価格の0.75倍）
・更新時間＝ 10分毎（下限方向の場合は3分毎）
・更新値幅＝ 160円
※注文受付の範囲は790円～12,640円です。
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