ワールド　IPO

ワールド(3612)がIPO(新規上場)承認されました。

ワールド(3612)の上場日は9/26(水)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事は野村證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は9/11(火)～9/14(金)となってます。

夏休み中に4社もIPOの承認があるとは(汗)

本日も極東産機(6233)のIPOが新規承認されていますが、休み明けでもうバテバテです（＞＜）

ワールドIPO(3612)の事業内容

ワールド(3612)は、婦人、婦人・紳士・子供服等の企画販売等のブランド事業を中心に、プラットフォーム事業、デジタル事業、投資事業を展開している企業です。

主力のブランド事業では「多業態・多ブランド戦略」により、アパレル・雑貨を問わず多様なチャネル・価格帯を網羅し、「TAKEO KIKUCHI」や「UNTITLED」など、56ブランド・2,488店舗を展開しています。

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現在はアパレルに留まらず、ジュエリーや家具等の雑貨ブランドまで展開し、国内は百貨店、駅ビル、ファッションビル、ショッピングセンターなど様々な商業施設に出店し、海外では中国・台湾・韓国・タイに展開しています。

プラットフォーム事業では、他社にファッションビジネスに必要な様々なサービスをワンストップで提供しています。

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デジタル事業では、ECモールの運営を中心に、ECサイトの構築、運営受託から基幹システム提供まで手掛けており、投資事業では魅力的なブランドのグループ化や、新しいファッション、サービス、テクノロジーへの投資を実行しています。

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ワールドIPO(3612)の各種経営指標

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ワールド(3612)のIPO基礎情報

主幹事は前受金不要でIPO抽選に参加できる野村證券です。また、三菱UFJMS証券も幹事入りしているので、カブドットコム証券の委託取扱も期待できそうです。 ⇒ 決定しました！

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ワールド(3612)のIPO評価

2019年に創業60年を迎えるワールド(3612)は、2005年に上場廃止となっており、今回は再上場のIPOとなります。

先日ナルミヤ・インターナショナルIPOの割当て先で久し振りにワールドの名前を目にしましたが、ワールド自身も再上場を控えていたのですね。

しかしながら、ワールドのIPOはナルミヤ・インターナショナルの公開規模を遥かに凌ぐ671億円と東証一部でも大型のIPOとなります(公募株の約31%は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国・カナダを除く)に販売)。

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再上場の大型IPOだと、昨年のスシロー(公開規模520億円)が思い出されますが、初値は厳しい結果(公募3,600円⇒初値3,430円)となりました。

ただし、ワールドに関しては当時の上場廃止や今回の再上場はファンドによる出口戦略的な案件とは異なります。

2005年の上場廃止は企業買収の防止や経営の自由度を高めるためのものであり、純粋な経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)での非上場化第一号として注目されました。

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そして今回の再上場に関しても公募が主でファンドの売抜けはありません。公募資金の使途も戦略投資やシステム投資など前向きな内容となってます。

筆頭株主はファンド(約30%)ですが議決権を有さない優先株であり、他の代表含む上位株主には180日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)

こうして見ると再上場IPOでも悪くないように見えますが、公開規模が非常に大きい上に、そもそもの「企業的魅力」といった部分が大事なのは間違いありません。

当然ですが相応の買い需要が発生しなければ、堅調な初値を形成することはできません。

業態からして株主優待でもあれば株価の下支えとなりそうですが、今のところ株主優待の発表はありません。

まずは大手予想会社の評価待ちとしますが、規模感・業績・業態からして厳しいIPOに感じます。

ワールドIPO(3612)の初値予想

一発目の初値予想は8/26(日)か8/27(月)に追記します！
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に更新します
3,630円（初値予想第一弾:8/27記）

※二発目の初値予想は9/11(火)頃にアップする予定です。

↓皆さんの初値予想は？↓

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