ギフト　IPO

ギフト(9279)がIPO(新規上場)承認されました。

ギフトIPO(9279)の上場日は10/19(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事は野村證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/2(火)～10/9(火)となってます。

本日はディ・アイ・システム(4421)のIPOも新規承認されています。

上場日が同じ10/19(金)なのは残念ですが、10月も良いペースでIPOが続くのは嬉しいですね。

ギフトIPO(9279)の事業内容

ギフト(9279)は、横浜家系ラーメンを主体とした直営店の運営、ならびにプロデュース店への食材提供や運営ノウハウの供与等を展開している企業です。

平成30年7月末時点で、関東を中心に直営店54店、業務委託店6店、プロデュース店348店、の計408店を展開しており、海外にも子会社を構えながら、ニューヨークやロサンゼルスにも「E.A.K.RAMEN」として出店しています。

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プロデュース店は、店舗オーナーとの間で「取引基本契約」を締結し、店舗開発、運営にかかる保証金、加盟料、ロイヤリティ等を原則収受せず、ギフト社のプライベートブランドである麺、タレ、スープ、食材などを継続的に購入してもらうビジネスモデルとなっています。

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ギフト(9279)は、同社は国内1,000店舗、海外1,000店舗を狙い、ラーメンのインフラ企業を目指しています。

ギフトIPO(9279)の各種経営指標

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ギフト(9279)のIPO基礎情報

主幹事は野村證券で、幹事団に三菱UFJMS証券も幹事入りしているため、同グループのカブドットコム証券の委託取扱い(裏幹事)も期待されます。 ⇒ 決定しました！

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ギフト(9279)のIPO評価

同社は代表取締役社長の田川翔が2008年1月に東京都町田市に横浜家系ラーメン町田商店(国内直営1号店)を個人事業として創業したのが始まりだそうです。

もはやラーメンはインバウンド需要も取り込み「日本を代表する文化」として成長したとは言え、一(いち)ラーメン店からわずか10年で上場に至るとは凄いパワーですね。

ちなみに田川社長は今回のIPOの売出分(OA分含む)だけで10億円以上のキャピタルゲインを得ることになりそうです。

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ラーメン店と言えば、昨春に上場した「一風堂」の力の源ホールディングスのIPOが思い出されますが、力の源ホールディングスはギフトの株主でもあり、約1%(4.2万株)保有しています。

ちなみに、力の源ホールディングス(3561)は公募600円→初値2,230円と非常に高い初値を形成して話題になりました。

現在は下落基調のようですが、上場後に2分割しているので、現値でも公募価格の3倍以上の株価となっています。

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同社の手掛けるプロデュース店という展開方法はユニークですね。一般的なFC展開とは異なり、店舗数の増加で一括仕入れによる低コスト化を実現し、売上高経常利益率は11.4%(平成29年10月期)と高い数値となっています。

業績も好調に推移しており、店舗数の増加と共に綺麗な右肩上がりで推移しています。

公開規模は想定価格ベースで約19.5億円とそれなりに大きくなっていますが、株主にVC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、代表の田川氏とその管理会社が上場後も約66%の株式を保有し、上位株主には概ね上場後190日のロックアップがかかっています。(価格による解除条項なし)

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力の源ホールディングス保有の4.2万株や複数の従業員等が保有する計数万株に対してはロックアップはないようです。

今のところ株主優待の決定はないようですが、業態的に今後の発表が期待できそうですね。

公開規模が大きい点は少し気になりますが、業績も良く利益率も高いため、それなりに人気化しそうなIPOに見えます。

ギフトIPO(9279)の初値予想

一発目の初値予想は9/17(月)か9/18(火)に追記します！
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に更新します
2,400円（初値予想第一弾:9/18記）

見込める利益は100株当選で3万～7万円！？

※二発目の初値予想は10/2(火)頃にアップする予定です。

↓皆さんの初値予想は？↓

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