WDBココ(WDBCOCO)がIPO(新規上場)承認されました。
WDBココ(7079)の上場日は12/25(水)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事はSMBC日興証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/9(月)~12/13(金)となってます。
本日はglobal bridge HOLDINGS(6557)のIPOも新規承認されており、これで12月のIPOは計22社となりました。
果たして、WDBココ(WDBCOCO)のIPOで年内は打ち止めとなるでしょうか。。
WDBココ(7079)の事業内容
WDBココ(7079)は、医薬品の安全性情報管理の受託サービス等を手掛けている企業です。
WDBココは、WDBホールディングス(2475)傘下のCRO(医薬品開発業務受託機関)であり、医薬・医療・ライフサイエンス系の翻訳・薬事申請資料作成の業務において四半世紀以上の実績があります。
現在は安全性情報管理の支援業務に特化し、製薬企業の幅広いニーズに対して高品質のサービスを提供しています。
医薬品開発のプロセスと主なCROが受託する業務
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近年、製薬会社を取り巻く事業環境は厳しくなっており、製薬企業では、リソースを有効に活用するためにCRO(医薬品開発業務受託機関)に対するアウトソーシングのニーズが高まってきています。
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WDBココ(7079)は、製薬企業等に対して安全性情報サービスを主軸に、「安全性情報管理サービス」「ドキュメントサポートサービス」「開発サポートサービス」「臨床開発視点サービス」を提供しています。
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今後はRPA等の自動化テクノロジーを用いた業務の自動化や、サービスプラットフォームの安全性情報管理サービスへのリリースや他サービスセグメントへの応用展開等を行っていく予定です。
WDBココ(7079)の各種経営指標
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WDBココ(7079)のIPO基礎情報
証券コード | 7079 |
社名 | WDBココ株式会社 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 医薬品の安全性情報管理の受託サービス等 |
上場日 | 12/25(水) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 285,000株 |
売出株数 | 287,000株 |
OA | 85,800株 |
想定発行価格 | 1,390円 |
仮条件 | 12/6に決定 |
最低必要金額 | 13.9万円 |
吸収金額 | 9.1億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 31.8億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 12/9~12/13 |
公募価格決定日 | 12/16 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 いちよし証券 SBI証券 楽天証券 DMM株(委託?) |
主幹事はSMBC日興証券となっており、楽天証券がまた幹事入りしていますね。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
WDBココ(7079)のIPO評価
WDBココ(7079)の前身となるアイ・オー・シーの創業は1984年と意外に古く、2011年にWDBの完全子会社となり、2013年にWDBメディカルを吸収合弁して、今年の6月に「WDBココ」へと社名を変更したようです。
近年は製薬企業からのアウトソーシングニーズを背景に業績を伸ばしており、今期も大幅な増収増益となる見込みのようです。
WDBココ(7079)の公開規模は想定価格ベースで約9.1億円と小さめで、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主は親会社のWDBホールディングス(2475)と新株予約権のみで、上場後もWDBホールディングス(2475)が7割以上の株式を保有する格好となります。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
WDBホールディングス(2475)には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
また、公開株数のうち57,200株を上限として従業員持株会に親引けで割り当てられる予定です。
「親子上場」となる点はいただけませんが、業績好調で公開規模も小さ目であり、余計な売り圧力がないので期待できそうなIPOに見えます。
WDBココ(7079)の初値予想
一発目の初値予想は11/24(日)か11/25(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
2,250円(初値予想第一弾:11/25記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する12/6(金)以降にアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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