ソシオネクストの初値予想最終版です。
ソシオネクストのIPOに対する予想会社の事前評価はC評価で、堅調な初値が期待できるIPOと見られていました。
ソシオネクストIPOの公募価格
3,650円
ソシオネクストの公募価格は、仮条件3,480円~3,650円の上限となる3,650円で決定しました。公募価格で計算した今期予想PERは約9.5倍となり、吸収規模は約768.0億円(国内約460.8億円)となります。
ソシオネクストIPOの抽選結果
SMBC日興証券 | 当選(店頭+家族ネット) |
野村證券 | 店頭ゼロで家族が補欠当選 ⇒ 落選 |
大和証券 | 当選(店頭+ネット一部) |
みずほ証券 | 補欠当選 ⇒ 落選 |
SBI証券 | 補欠当選 ⇒ 繰上当選 |
楽天証券 | 落選 |
マネックス証券 | 補欠当選 ⇒ 落選 |
DMM株 | 見送り |
最終的に3,600株での勝負となりました。
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ソシオネクストIPOの初値予想
3,800円(公募比+150円)
ソシオネクストIPOの直前の初値予想は、公募価格である3,650円を150円上回る3,800円とします。
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⇒ ソシオネクストIPOの初値予想と参加スタンス
⇒ ソシオネクストIPOの評価と初値予想
⇒ ソシオネクストIPOの上場承認とIPO基礎情報
ソシオネクストの公開規模は約768.0億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
海外への販売比率は約40%と当初の約30%⇒約35%から2度増加しており、国内の公開規模は約460.8億円となっています。
ソシオネクストの株主は富士通・日本政策投資銀行・パナソニックHDで、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
ソシオネクストIPOに対する海外の機関投資家と国内個人の見方は大分異なっていたようで、個人的にはシェアの高い方に掛けました。
しかしながら、ここに来て米株の底割れによる地合いの悪化は否めないところであり、こればっかりはどうしようもありません。。
こうなると、思ったより初値が弱くなる事も想定しておかないとなりませんが、個人的な初値予想は予想屋さんと同じで当初より引き下げる程度で、予想配当利回り(約4.38%)やPER(約9.5倍)、円安による上方修正期待(同社の今期想定は1ドル125円~下期120円)から下値は堅いと考え、小ジッカリの展開になるとみています。
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※主幹事の引受価格=3,476.62円
予想会社の最終初値予想は3,800円となっているようです。※大手のもう1社は3,650円(公開価格と同値)
予想会社の2社も当初より初値予想を引き下げてきましたが、これは期間中に地合いが変かしてしまったので当然のことです。⇒ IPO投資のリスク
ただ、信頼度の高いA社は珍しく初値買い妙味を「A」(予想初値の水準であれば強気参加で20%-49%の上昇期待)としてきました。ちなみに「A」評価は6月のイーディーピーやANYCOLORに続いて今年4社目の付与です
また、もう1社の大手も初値買い買いスタンスをパッシブ-(消極的参加)⇒パッシブ+(やや消極的参加)に引き上げています。
※シンジケートカバーの玉は最大で274.5万株です。
ソシオネクストIPOの気配運用
ソシオネクストの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限= 8,400円(公募価格の2.3倍)
・気配下限= 2,738円(公募価格の0.75倍)
・更新時間= 10分毎(下限方向の場合は3分毎)
・更新値幅= 185円 (下方の場合は通常の値幅制限)
※注文受付の範囲は913円~14,600円です。
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