AnyMind GroupのIPO評価と初値予想です。
AnyMind Groupの上場日は3/29(水)で、IPOの申し込みは3/13(月)からスタートします。
⇒ AnyMind GroupがIPO上場承認!3度目の正直?IPO基礎情報と初値予想!
AnyMind Groupの概要
AnyMind Groupは、ブランドの商品企画・生産、EC構築・運用、マーケティング、物流までを一括で支援できるプラットフォームを開発、提供しています。
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会社名 | AnyMind Group |
代表者 | 十河 宏輔(35歳) |
所在地 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F |
設立 | 2016年(シンガポールで設立:2020年に日本に本社を移管) |
従業員数 | 8人:連結1,312人 |
IPO調達資金使途 | 事業拡大のための人件費 |
ブランドコマース事業では、ブランドの設計・企画からEC構築、物流管理に至るまでを支援する統合プラットフォームを提供しており、パートナーグロース事業においては、パブリッシャーとクリエイターのブランド成長と収益向上を支援するプラットフォームを提供しています。
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2022年12月期の売上は240億円を越え、2017-2022年の年平均成長率は約54%となっています。
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2021年12月末時点で従業員は1,300名(前回より100人増)を超える水準まで拡大しており、現在は世界13か国で事業を展開しています。
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※前回に比べてインフルエンサー数は約1.2倍、展開支援ブランド数は約1.1倍となっています。
⇒ AnyMind Groupのプロダクト(HP)
AnyMind Groupの業績推移
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2023年12月期の業績予想
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数字で見るAnyMind
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AnyMind GroupのIPO評価
プラットフォーム毎の販売実績と主な販売先
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AnyMind Groupの公開規模は想定価格ベースで約30.0億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)に売出し株数の半数未満を上限として販売されます。
上位株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっていますが(価格による解除条項なし)、VC2社が保有する一部株式(各1,352,100株の計2,704,200株)に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、上場時に行使可能なロックアップ対象外の新株予約権は最大約119万株ほどあるようです。
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AnyMind Group(5027)は昨年2度もIPOを中止したこともあり、良くも悪くも注目度は高そうです。
特に2度目(昨年末)はそれなりの初値が期待される中、当選発表後の中止発表となったため、せっかくの当選を取り消されて涙を飲んだ方も多く出ました。
ちなみに、前回の中止はCEOの十河氏個人が競合企業から2020年以前に訴訟を起こされていた事に起因していたようで、現在は和解が成立しています。
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今回のIPOは公開株数や想定価格など前回と変更はありませんが(幹事証券が2社追加されたのみ)、業績に関しては前回2022年12月期が営業赤字の予想だったのが今回は黒字見込みに変更されており、2023年12月期は営業利益が大幅(約10倍)に増加する予想となっています(前回は2023年12月期の業績は非開示でした)。
2度の上場中止でIPOのイメージは悪化したものの、業績面のポジティブ要素で安心感は増した印象もあり、予想会社の評価も現時点ではまずまずです。
とは言え、日程的には今回もラッシュ中での上場となり、当日は大型の住信SBIネット銀行らと3社同時上場となるため、現時点での個人的評価は「C」としますが、とりあえず機関投資家や海外の評価を加味した仮条件を待ちたいところです。
AnyMind GroupのIPO取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | SBI証券
大和証券 野村證券 |
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AnyMind GroupのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,200円とします。
※想定価格= 970円:仮条件決定前
3/12(日)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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