-上場中止となりました-
(3/20追記)
3/20(月)にノイルイミューン・バイオテックより新規上場の中止(延期)が発表されました。IPOの中止は今年初となります。
※クリックで拡大します
中止(延期)理由は、「グローバルにおいて金融機関の破綻等の混乱が続く中、株式市場の動向など諸般の事情を総合的に勘案」とのことです。
ノイルイミューン・バイオテックは地合いを鑑みて中止を選びましたが、住信SBIネット銀行(7163)は公開価格を仮条件の下限にしてしてでも強行するようです。これで3/29(水)の上場は2社となりました。
追記ここまで
ノイルイミューン・バイオテックの初値予想とIPO参加スタンスです。
ノイルイミューン・バイオテックに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディング期間は3/14(火)から3/17(金)となってます。
ノイルイミューン・バイオテックは山口大学・国立がん研究センター発のバイオベンチャーであり、CAR-T(キメラ抗原受容体を作るT細胞)細胞療法を主とした新規がん免疫療法を開発しています。
ノイルイミューン・バイオテックIPOの仮条件
720円~800円
ノイルイミューン・バイオテックの仮条件は、想定価格の720円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約72.2億円となります。
⇒ ノイルイミューン・バイオテックIPOの評価とIPO初値予想
⇒ ノイルイミューン・バイオテックIPOの上場承認とIPO基礎情報
ノイルイミューン・バイオテックIPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
野村證券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
東洋証券 | ネット参加不可 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
あかつき証券 | 口座なし |
丸三証券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
マネックス証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
水戸証券 | 口座なし |
岡三オンライン | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
現時点ではまだ検討中です。
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ノイルイミューン・バイオテックIPOの評価ポイント
ノイルイミューン・バイオテックの仮条件は、想定価格の720円に対して上限価格が約11.1%上振れました。
ノイルイミューン・バイオテックの2022年12月期の業績は、売上高が約6倍、営業損失が約9割縮小しますが、2023年12月期は、売上高が半減、営業損失は約15倍に拡大する見込みです。
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ノイルイミューン・バイオテックの公開規模は仮条件の上限価格で約72.2億円となり、約8割は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売される予定のため、国内分の公開規模は約14.4億円となります。
また、海外募集分のうち31.4万株か約2.26億円に相当する株式数の何れか少ない数を上限として、海外ファンドに割り当てられる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は4社で247.7万株を保有していますが、VCを含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含)、価格による解除条項はありません。
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赤字続きのバイオ株ですが、大手からの出資や多くのパートナーがいるのは心強いところであり、仮条件が上振れたのも安心材料です。
予想会社の評価もまずまずなので大丈夫そうな雰囲気ですが、3/30は大型の住信SBIネット銀行を含めて3社同時上場となるため、当日の地合い次第で安心はできません。
個人的には知見が全く及ばない分野のためプロの見立てに乗るつもりでしたが、ここに来て相場も荒れ模様となっているため、ギリギリまで様子を見ながら検討します。
ノイルイミューン・バイオテックIPOの初値予想
850円
ノイルイミューン・バイオテックの初値予想は、公募価格を800円として+50円となる850円としておきます。
予想会社の現時点での初値目途は、800円~900円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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