Veritas In SilicoのIPO評価と初値予想です。
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の上場日は2/8(木)で、IPOの申し込みは1/24(水)からスタートします。
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⇒ Veritas In SilicoのIPO上場承認!基礎情報と初値予想!
Veritas In Silicoの概要
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)は、mRNAを標的とする低分子創薬や核酸創薬のプラットフォーム事業を展開しているバイオテクベンチャーです。
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会社名 | Veritas In Silico |
代表者 | 中村 慎吾(51歳) |
所在地 | 東京都品川区西五反田1丁目11番1号 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 15人 |
IPO調達資金使途 | 研究開発費、設備投資資金、運転資金 |
Veritas In Silicoは、代表取締役社長の中村慎吾氏が2011年まで勤務していた武田薬品工業での研究成果を譲り受けて2016年に設立されました。
Veritas In Silicoの沿革
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Veritas In Silicoは、インシリコ(コンピューター利用の計算科学)RNA構造解析技術をはじめとしたデジタル技術と創薬技術を統合したプラットフォーム「ibVIS(アイビス)」を活用し、複数の製薬会社と多数の共同創薬プロジェクトを同時に進行させ、mRNAを標的とする低分子医薬品を創出するプラットフォーム型のビジネスを展開しています。
ビジネスモデル
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事業領域
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進行中のプロジェクト
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事業収益のポテンシャル
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また、将来的には並行して自社でパイプラインの開発も進め「ハイブリッド型」のビジネスへの転換を計画しています。
ハイブリッド型ビジネスにおける自社パイプライン候補
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⇒ Veritas In Silicoのプラットフォーム(HP)
Veritas In Silicoの業績推移
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Veritas In SilicoのIPO評価
Veritas In Silicoの公開規模は想定価格ベースで約10.3億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)は計11社で約219.27万株(総株数の約35.87%)を保有しており、VC11社とエムスリー&新生企業投資が保有する計約257万株に関しては上場後90日、代表や三菱ガス化学を含む他の株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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Veritas In Silicoは安定したプラットフォーム型のビジネスで業績を伸ばしており(2023年12月期は黒字化の見通し:今期予想は非開示)、売出しゼロのIPOで海外への販売もあることから、需給面での優位性も高そうです。
ただ、Veritas In Silicoは人気化し難いバイオベンチャーであり、バイオIPOは地合いにも大きく左右されるため、今の流れが続くようだと約10億円の公開規模でも安心はできません。
まずは仮条件を確認したいところですが、個人的にバイオ関連は全く知見が及ばないので、最終的にはプロの見立てに従うつもりです。現時点での個人的評価は「D」としておきます。
Veritas In SilicoのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 楽天証券 松井証券 あかつき証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
Veritas In SilicoのIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定価格= 1,120円:仮条件決定前
1/23(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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