テクノフレックスがIPO(新規上場)承認されました。
テクノフレックス(3449)の上場日は12/10(火)で、上場市場は東証2部となります。
主幹事は大和証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/25(月)~11/29(金)となってます。
12月10日(火)はリートIPOを含め3社同時上場となってしまいました。
テクノフレックス(3449)の事業内容
テクノフレックス(3449)は、金属製の管継手(かんつぎて)の製造・販売やその関連事業等を手掛けている企業です。
管継手(かんつぎて)とは、管と管を結合するのに用いられる部品のことで、同社は管継手やその関連事業を中心に、金属塑性(そせい)加工事業や介護事業の4つの事業を展開しています。
事業系統図
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主力の管継手事業では、ホース状に製品自身を曲げて使用するフレキシブルな継手や、提灯のように製品を伸縮させて使用する伸縮管継手の製造・販売を行っています。
管継手関連事業では、消防設備の設計・施工・管理、貯水機能付給水管装置の製造・販売及び水道管や電柱の切断装置の製造・販売を行っています。
用途イメージ
テクノフレックス(3449)の各種経営指標
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テクノフレックス(3449)のIPO基礎情報
証券コード | 3449 |
社名 | 株式会社テクノフレックス |
業種 | 金属製品 |
事業内容 | 金属製管継手および周辺部材の製造・販売、ならびに配管工事と介護事業 |
上場日 | 12/10(火) |
上場市場 | 東証2部 |
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 2,150,000株 |
OA | 350,000株 |
想定発行価格 | 870円 |
仮条件 | 11/22に決定 |
最低必要金額 | 8.7万円 |
吸収金額 | 23.5億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 185.8億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 11/25~11/29 |
公募価格決定日 | 12/2 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 みずほ証券 SMBC日興証券 auカブコム証券(委託?) DMM株(委託?) |
大和証券を主幹事として5大証券が名を連ねており、auカブコム証券の裏幹事(委託取扱い)も見込めそうです。
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テクノフレックス(3449)のIPO評価
テクノフレックスの主力製品は、社会生活に必要不可欠なガスや水道を繋ぐ管継手(かんつぎて)で、その種類も非常に多く、社会インフラの様々なシーンで活用されているようです。
母体となる東京フレックス工業株式会社の創業は1977年で、東京螺旋管製作所から数えると80年近い歴史があり、1988年にはいち早く中国天津にも進出しています。
業績的にもしっかりしているようですが、IPOとしては東証2部の上場でもあり、地味な印象が否めません。
テクノフレックス(3449)の公開規模は想定価格ベースで約23.5億円で、VC(ベンチャーキャピタル)は5社計で約169万株が残ります。
代表や役員等管理企業の上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(価格による解除条項なし)、VCを含む一部の株主には上場後90日のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上で解除されます。
12/10は3社同時上場でもありなり、その後のIPOラッシュも予想されるため、この手の地味なIPOは埋もれてしまいそうですね。とりあえず予想会社の評価を待って、参加スタンスを決めたいと思います。
テクノフレックス(3449)の初値予想
一発目の初値予想は11/10(日)か11/11(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
920円(初値予想第一弾:11/11記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/22(金)以降にアップします
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