タカラレーベン不動産投資法人(3492)IPO(新規上場)承認されました。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)の上場日は7/27(金)で、上場市場は東証リート市場となります。
主幹事はSMBC日興証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は7/11(水)~7/18(水)となっています。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)はIPO投資では例外的なリート(REIT)のIPOなので、IPO投資初心者の方はご注意ください。

2月以来となるリートIPOが出てきました。
一昔前にはリートIPOも美味しい時代がありましたが、最近は公募割れするパターンが増えています。
長期で保有すれば結果的に報われるパターンは多いものの、通常株のIPOのように初値高騰は見込見難くなっています。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)の概要
タカラレーベン不動産投資法人(3492)のスポンサーは、総合不動産ディベロッパーのタカラレーベングループ、アジア最大級の独立系オルタナティブ投資運用会社であるPAGグループ、東証一部上場企業の共立メンテナンス(9616)、ヤマダ電機(9831)となっています。
同リートは、スポンサー各社の運用ノウハウやオペレーション力を活用し、ポートフォリオの安定運用・収益向上・運営コストの適正化を実現することで、安定稼働とバリューアップの実現を目指します。
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リートタイプは総合型であり、オフィスと住宅で70%、ホテルや商業施設等で30%の投資比率で計27物件。一般的なリートの指標となるNOI利回りは5.2%、平均稼働率は96.8%となっています。
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上場時ポートフォリオの概要
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物件の開発・投資から管理・運営に至るまで、タカラレーベンを始めとするスポンサー各社が有するバリューチェーン及びノウハウを最大限に活用して、着実な資産規模の拡大と資産価値の維持向上を図ります。
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タカラレーベン不動産投資法人のIPO基礎情報
証券コード | 3492 |
社名 | タカラレーベン不動産投資法人 |
資産運用会社 | タカラPAG不動産投資顧問株式会社 |
上場日 | 7/27(金) |
上場市場 | 東証リート |
公募株数 | 344,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA売出株数 | 17,000株 |
想定発行価格 | 10.0万円 |
仮条件 | 7/10に決定 |
最低必要金額 | 10.0万円 |
吸収金額 | 361.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 345.5億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 7/11~7/18 |
公募価格決定日 | 7/19 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 野村證券 |
主幹事のSMBC日興証券はリートIPOもネット経由で申し込めます。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)IPO評価
リートIPOは物件内容や利回り等も大事ですが、それ以上にスポンサー力がポイントと言われています。
今回のスポンサーはタカラレーベングループをはじめとした複数運営となっていますが、ブランド的には魅力に欠けますね。
公開規模は想定価格ベースで約361億円(国内約70%:海外約30%の見込み)で、リートIPOとしては中規模クラスでしょうか。
取得物件やNOI利回り(5.2%)を見るとソコソコに見えますが、今後ゆっくり検討したいと思います。
なお、同リートは決算期末の8月末で10口以上の保有者に対し、ヤマダ電機の「お買い物優待券」(500円×5枚=2,500円)の株主優待制度を決定しています。
前受金不要
タカラレーベン不動産投資法人(3492)初値予想
公募価格近辺
リートIPOは大手予想会社がカバーしないため、いつものようにリートIPOの初値予想に根拠はありません。現時点における第一印象から推察した個人的な初値予想です。
※2発目の初値予想は7/11(水)頃にアップする予定です
↓皆さんの初値予想は?↓

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