モダリスがIPO(新規上場)承認されました。
モダリス(4883)の上場日は8/3(月)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事はみずほ証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は7/14(火)~7/20(月)となってます。
本日は7/31上場のSun Asterisk(4053)と日本情報クリエイト(4054)のIPOも新規承認されています。
モダリス(4883)の概要
モダリス(4883)は、CRISPR-GNDM技術を用いた医薬品開発を手掛ける東京大学発のバイオベンチャーで、「疾患のロングテール」と言われる希少疾患患者(約4億人)を対象として創薬事業を展開しています。
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CRISPR-GNDM技術
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モダリス(4883)は、東京を拠点にした本社機能チームと米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市を拠点にした研究チームで構成されており、最先端のバイオ情報に迅速にアクセスできる体制となってます。
同社は第4期となる2019年12月期で黒字化を達成しており、今後も協業モデルパイプラインと自社モデルパイプラインを組み合わせることによって、協業モデルの利点である早期の収益獲得と自社モデルの利点である将来の大きなアップ再度である上市後の収益獲得の両者の特徴を組み合わせた「ハイブリッドモデル」で利益の最大化を図ります。
業績推移
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ビジネスモデルと事業系統図
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モダリス(4883)の各種経営指標
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モダリス(4883)のIPO基礎情報
証券コード | 4883 |
社名 | 株式会社モダリス |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | コアとなるプラットフォーム技術である『切らないCRISPR技術(CRISPR-GNDM)技術』を用いた遺伝子治療薬の研究開発 |
上場日 | 8/3(月) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 2,100,000株(国内:1,404,000株) |
売出株数 | 600,000株 |
OA | 405,000株 |
想定発行価格 | 820円 |
仮条件 | 7/10に決定 |
最低必要金額 | 8.2万円 |
吸収金額 | 25.5億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 223.0億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 7/14~7/20 |
公募価格決定日 | 7/21 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 いちよし証券 エース証券 マネックス証券 DMM株(委託?) |
主幹事はみずほ証券でSBI証券も幹事入りしています。
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モダリス(4883)のIPO評価
モダリス(4883)は2016年にエディージーン株式会社として設立され、昨年8月に株式会社モダリスに変更しています。
モダリスは希少疾患患者をターゲットとしたバイオベンチャーで、これまでに大手製薬会社と共同研究契約やライセンス契約(2本)を締結した他、東京大学との間でCRISPR技術に関する独占ライセンス契約を締結しています。
また、富士フイルム株式会社との間でも共同研究契約を締結しており、富士フイルムは同社に資本参加しています(約8.4%:235万株保有)
GMOフィナンシャルゲートIPOの取扱い決定!
モダリス(4883)の公開規模は想定価格ベースで約25.5億円で、VC(ベンチャーキャピタル)は多数見参されます(約1,000万株)
一部の上位株主には上場後90日・180日のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
前期は黒字化、VC多数も売出しが少ない、大株主に富士フイルム、収益機会がハイブリッドモデル、と、個人的な印象は悪くありませんが、正直、HPや目論見書を読んでも全然分からないので(苦笑)、まずは仮条件や予想会社の評価を待って参加スタンスを決めたいと思います。
モダリス(4883)の初値予想
一発目の初値予想は後日追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
1,500円(初値予想第一弾:7/7記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する7/10(金)以降にアップします
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