黒田グループの初値予想とIPO参加スタンスです。
黒田グループに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディング期間は11/29(金)から12/4(水)となってます。
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黒田グループの前身は2018年に上場廃止した黒田電気(7517)で、車載向けを主力としたエレクトロニクス関連商社です。
ラクサス・テクノロジーズIPOの仮条件
640円~700円
黒田グループの仮条件は、想定価格の640円を下限としてやや強めに設定されました。仮条件の上限価格で計算した2025年3月期の予想PERは約8.1倍、吸収規模は約97.8億円となります。
⇒ 黒田グループのIPO評価と初値予想!
⇒ 黒田グループIPOの上場承認と基礎情報!
黒田グループIPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
楽天証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
まだ検討中で、現時点では参加目線です。
黒田グループのIPO評価ポイント
黒田グループの仮条件は、想定価格の640円に対して上限価格が約9.4%上振れました。
黒田グループの2025年3月期の業績は、売上高が約4.5%減、営業利益は約3倍となる見込みで、第2四半期時点での進捗は、売上高で約49.9%、営業利益で約53.4%となっています。
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黒田グループの公開規模は仮条件の上限価格で約97.8億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
既存の現物株主は投資ファンドで上場時に保有株の約33%(OA含む)を売出し、残株には上場後180日のロックアップが掛かっています。
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上場日の12/17(火)は3社同時上場で、大型IPOのファイントゥデイとリスキング関連のリスキルとの同時上場となり、翌日にはキオクシアのIPOが控える厳しい日程です。
黒田グループは実質的な再上場案件でファンドの出口案件であり、東証スタンダード上場で公開規模も大きいことから、普通に見れば見送るのが無難な案件です。
業績的にも今期は大幅な増益を見込みますが、売上は減少傾向で成長性は乏しそうであり、地味な印象もあることからラッシュの中で埋もれてしまう可能性も考えられます。
ただ、業績規模があることから割安であれば機関投資家の参戦も期待できそうであり、何より配当金の高さ(60円:仮条件の上限価格で配当利回り約8.57%)が光ります。
予想会社の初値予想も引き続きシッカリのようであり、仮に割れても下値不安は不安は乏しそうなため、現時点では参加目線です。
黒田グループのIPO初値予想
890円
黒田グループの初値予想は、公開価格を700円として約1.3倍弱となる890円とします。(配当利回り約6.74%、PBR1.0倍水準)
予想会社の現時点での初値目途は、900円~1,000円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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ファイントゥデイホールディングスが上場中止になった事は、黒田グループの公募価格や初値に影響与える事になるのでしょうか?
カッシー様
少なくとも資金分散の懸念は緩和されたのではないでしょうか。