IPO　初値予想　新規公開株

ALiNKインターネットがIPO(新規上場)承認されました。

ALiNKインターネット(7077)の上場日は12/10(火)で、上場市場は東証マザーズになります。

主幹事は野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/22(金)～11/28(木)となってます。

いよいよ年末IPOラッシュのスタートです！

早くも昨日承認されたリートIPOと同日の上場となりましたが、できるだけ同時上場は避けて欲しいところです。

ALiNKインターネット(7077)の事業内容

ALiNKインターネットは、天気予報専門メディア「tenki.jp」や「tenki.jp 登山天気」を運営している企業です。

「tenki.jp」は一般財団法人日本気象協会との共同事業であり、同社は「未来の天気を晴れにする」を経営理念とし、天気情報を社会インフラ化することを目的として事業を営んでいます。

「tenki.jp」はPCのWEBページとスマートフォンのアプリを合わせて年間40億PV、Twitterのフォロワー数は約280万人に達する天気予報専門メディアで、市区町村別のピンポイントな天気予報に加え、専門的な気象情報、地震・津波などの防災情報を提供しています。

また、気象予報士が日々更新する日直予報士、花粉や熱中症、スキー積雪などの季節特集も人気であり、洗濯指数、お出かけ指数等の指数情報など、ユーザーの志向に応じた多種多様な情報を提供しています。

提供情報一覧

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「tenki.jp登山天気」は、登山者向けの気象情報を提供する山に特化した天気予報専門アプリです。

山のふもとから山頂までのルート沿いのピンポイント天気予報など、気象業務法の観点から不特定多数の方に公開することが出来ない情報も含まれているため、特定の利用者向けの有料アプリとしてリリースしています。

同社の主な収益は、運営メディアの各ページに掲載される広告収入で、アドネットワークを駆使した運用型の広告収入が主となっています。

ALiNKインターネット(7077)の各種経営指標

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ALiNKインターネット(7077)のIPO基礎情報

主幹事は資金不要で申し込める野村證券で、他にもauカブコム証券や岡三オンライン証券の裏幹事(委託取扱い)も見込めそうです。 ⇒ 決定しました！

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ALiNKインターネット(7077)のIPO評価

気象関連の企業と言えば東証一部上場のウェザーニューズ(4825)が思い出されますが、tenki.jpの運営で広告収入をメインとする同社とは少しタイプが異なりそうですね。とは言え、気象情報という点ではライバルになる感じでしょうか。

ALiNKインターネットは売上規模はまだ7億円程度と小さいですが、社員数は僅か9名と少数精鋭の企業であり、利益率は約5割と非常に高くなっています。

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ALiNKインターネット(7077)の公開規模は想定価格ベースで約8.5億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。

代表の池田氏と取締役の松本氏の2名で約94%の株式を保有しており、上場時にそれぞれ持ち分の約18.4%を売出しますが、上場後も2名で約75%の株式を保有します。※一般財団法人日本気象協会は20,400株(約1%)の保有です

また、上記2名含む株主には上場後90日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし）

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先日の台風被害もそうですが、近年は異常気象で災害も増加しているため、今後はより正確な気象情報のニーズが高りそうです。

同社は利益面では多少のムラが見られますが、高い利益率で業績も好調に推移しており、需給面での優位性もあるため、期待できそうなIPOに見えます。

ALiNKインターネット(7077)の初値予想

一発目の初値予想は11/10(日)か11/11(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
3,150円（初値予想第一弾:11/11記）
 

※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/20(水)以降にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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