AnyMind GroupがIPO(新規上場)が承認されました。
AnyMind Groupは昨年の3月と12月の2度に渡って直前に上場を中止しており、今回3度目の上場承認となります。
AnyMind Groupの上場日は3/29(水)で、上場市場は東証グロースとなります。
主幹事はみずほ証券と三菱UFJMS証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/13(月)~3/17(金)となってます。
本日は同じ3/29(水)上場で、同じく再度の上場申請となる住信SBIネット銀行のIPOも承認されています。
これで3/29(水)も3社同時上場となってしまいました…。
AnyMind Groupの各種経営指標
参考:前回(2022年12月)時の各指標
※クリックで拡大します
AnyMind GroupのIPO基礎情報
証券コード | 5027 |
社名 | AnyMind Group株式会社 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収益化支援、D2C支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供 |
上場日 | 3/29(水) |
上場市場 | 東証グロース |
公募株数 | 885,300株 |
売出株数 | 1,804,200株 |
OA | 403,400株 |
想定発行価格 | 970円 |
仮条件 | 3/12に決定 |
最低必要金額 | 9.7万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 30.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 552.8億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/13~3/17 |
公募価格決定日 | 3/20 |
主幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | SBI証券
大和証券 野村證券 |
公開株数や想定価格は前回(昨年12月)と同様で変更ありませんが、今回は大和証券と野村證券が新たに幹事入りしています。また、前回はauカブコム証券と岡三オンラインが委託取扱いしており、今回も期待できそうです。 ⇒ 決定しました!
AnyMind Groupは、ブランドの商品企画・生産、EC構築・運用、マーケティング、物流までを一括で支援できるプラットフォームを開発、提供している企業です。
AnyMind Groupは2016年に十河宏輔氏(現CEO)と小堤氏(現CCO)の2人がシンガポールで立ち上げた企業で、現在は世界13か国で事業を展開しており、創業以来年平均約54%の成長率(前回は62%)を実現し、海外売上比率は約53%(前回は57%)となっています。
参考:前回(2022年12月)時の各指標
※クリックで拡大します
AnyMind Groupの公開規模は想定価格ベースで約30億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)に売出し株数の半数未満を上限として販売される予定です。
筆頭株主は代表取締役CEOの十河氏で総株数の約37.22%を保有しており、第2位はCCOの小堤氏で約9.54%を保有しています。
3位以降にファンド委託の信託銀行や海外含むVC・VCに準ずる法人が多く名を連ねており、日本郵政キャピタル(約1.69%)、東京センチュリー(約1.02%)、スペースシャワーネットワーク(約0.34%)等の名前もみられます。※まだ詳しく見ていませんが、前回と変更はなさそうです。
上位株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっていますが(価格による解除条項なし)、VC2社が保有する一部株式(各1,352,100株の計2,704,200株)に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます(前回同様)。
<前回比較>
上場市場: 東証グロース(変更なし)
上場時発行済み株数:56,986,200株(変更なし)
公募株数: 885,300株(変更なし)
売出株数: 1,804,200株(変更なし)
OA株数: 403,400株(変更なし)
公開株数 :トータルで前回と変更なし
想定発行価格: 970円(変更なし)
公開規模 ⇒ 30.0億円(想定価格ベースで変更なし)
時価総額: 552.8億円(想定価格ベースで変更なし)
※幹事団 : 大和証券と野村證券が新規に加入
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
前回は当初から公開規模を7割削減して想定価格も1,150円⇒970円に下げたことから、仮条件は970円~1,000円で設定され、公開価格は上限価格の1,000円で決定しました。
また、前回は仮条件決定時にアセットマネジメントOneの7つのファンドが最大7億円相当を公開価格で購入することへの関心を表明を出し、ブックではソコソコの人気となりました。
今回は3度目の正直となりますが、業績的にはようやく前期に黒字化したようです。ただ、スケジュール的には今回もIPOラッシュの真っただ中に割り込む形で決定しており、いい加減にして欲しいところです。。
とりあえず、今回も仮条件や予想会社の評価を待って検討したいと思います。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
コメントフォーム