トライアルホールディングス　IPO　上場

トライアルホールディングスがIPO(新規上場)が承認されました。

トライアルホールディングスの上場日は3/21(木)～3/26(火)の何れかの日で、上場市場は東証グロースになります。

主幹事は大和証券と三菱UFJMS証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/4(月)～3/11(月)※最長で3/15となってます。

トライアルホールディングスは昨年の3月末に一度上場を中止しており、今回は改めての上場になります。また、今回は新ルールを適用して日程可変型のIPOとなってます。

トライアルホールディングスの業績推移

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今期の業績予想

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トライアルホールディングスのIPO基礎情報

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トライアルホールディングスは、九州を地盤にディスカウントストア「TRIAL(トライアル)」を全国展開するほか、スマートショッピングカートやAIカメラソリューションなど、IoTデバイスを活用した各種ソリューションやソフトウェアサービスなども提供しています。

トライアルホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約407.4億円(国内約264.8億円)で、約35%が米国および欧州を中心とした海外に販売される予定です。⇒3/3付けで海外への配分比率は約55%になりました

筆頭株主と第2位株主は同社役員が議決権の過半数を保有する企業で約66.52%と約9.45%を保有しており、第3位は代表取締役会長の永田久男氏で約1.98%、第4位はPALTECで約1.21%、第5位はサントリーで約1.01%、第9位にはSBIの北尾吉孝氏が個人で約0.40%を保有しており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は1社で40万株(約0.40%)のみです。

まだ詳しく見ていませんが、前回同様北尾氏個人が保有する40万株を除いて上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。

<前回比較>

上場市場： 東証グロース ⇒ 東証グロース

公募株数： 23,800,000株 ⇒ 21,200,000株(約10.9%減)

国内：9,048,100株 ⇒ 12,001,700株(約32.6%増)※上記参照

海外：14,751,900株 ⇒ 9,198,300株(約37.6%減)※上記参照

売出株数： 1,795,600株 ⇒ 1,653,100株

OA株数： 3,839,300株 ⇒ 3,427,900株

公開株数 ：トータルで約10.7%減

海外比率：約50% ⇒ 約35%⇒約55%

想定発行価格： 2,000円 ⇒ 1,550円(22.5%ダウン)

公開規模 ⇒ 588.7億円 ⇒ 407.4億円(約30.8%減)

時価総額： 2,429.8億円 ⇒ 1,842.8億円(約24.2%減)
※幹事団 ： 平幹事にSMBC日興証券とマネックス証券が参加　海外向け主幹事にモルガンスタンレーMUFG証券とシティグループ証券が参加

昨春の上場申請時は2,000円の想定価格に対して仮条件が1,800円～2,000円に設定され、公開価格決定日に上場中止が発表されました。

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その後の業績は前期比較では成長率がやや鈍化するも引き続き23期連続での増収を達成しており、プリペイド会員数は822万人→989万人、店舗数も274店舗⇒311店舗と順調に増加しています。

今回のIPOでは海外への販売比率が低下(現時点)したのは少し気になりますが、前回比較では割安感もあることから、パッと見ではそれなりの印象です。

ただ、東証グロース上場のIPOで公開規模も大きいため、まずは予想会社の評価や仮条件を確認したいところです。

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