伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)がIPO(新規上場)承認されました。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)の上場日は9/7(金)で、上場市場は東証リート市場となります。
主幹事はSMBC日興証券を中心とした共同主幹事で、IPOの申し込み期間(BB期間)は8/23(木)～8/29(水)となっています。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)はIPO投資では例外的なリートのIPOなので、IPO投資初心者の方はご注意ください。
ここに来て今年4社目となるリートIPOが出てきました。
リートIPOは先日上場したタカラレーベン不動産投資法人も公募割れで今年3連敗となってますが、果たして今回はどうなるでしょうか。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人概要
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)は物流特化型のリートで、スポンサーは大手総合商社の伊藤忠商事となります。
同リートは、伊藤忠商事の建設・物流部門で構築される「不動産プラットフォーム」をベースに、伊藤忠商事の10万社に及ぶ豊富な取引顧客網から成る「商社・商流プラットフォーム」を活用した物件供給やリーシングサポートによる本投資法人の持続的な成長を目指します。
上場時ポートフォリオ
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上場時ポートフォリオ概要
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上場時は関東近県の国道16号沿い周辺の7物件をポートフォリオとし、一般的なリートの指標となるNOI利回りは5.0%、平均稼働率は98.8%となっています。
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本投資法人のスポンサーである伊藤忠商事は、上場時において発行済投資口数の5%程度を保有する見込みです。本投資法人の投資主の利益と伊藤忠商事の利益を一致させることで、本投資法人の投資主価値の最大化を目指します。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人のIPO基礎情報
| 証券コード | 3493 |
| 社名 | 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人 |
| 資産運用会社 | 伊藤忠リート・マネジメント株式会社 |
| 上場日 | 9/7(金) |
| 上場市場 | 東証リート |
| 公募株数 | 356,143株 |
| 売出株数 | 0株 |
| OA売出株数 | 15,857株 |
| 想定発行価格 | 10.0万円 |
| 仮条件 | 8/22に決定 |
| 最低必要金額 | 10.0万円 |
| 吸収金額 | 372億円（想定価格で計算） |
| 時価総額 | 356.1億円（想定価格で計算） |
| BB期間 | 8/23～8/29 |
| 公募価格決定日 | 8/30 |
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱東京UFJMS証券 大和証券 |
| 幹事証券 | みずほ証券 野村證券 カブドットコム証券(委託？) |
SMBC日興証券を筆頭とした共同主幹事で、5大証券が揃い踏みとなってます。SMBC日興証券はリートIPOもネット経由で申し込めます。
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伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人のIPO評価
リートIPOは物件内容・利回り・運用タイプ等も重要ですが、それ以上にスポンサー力がポイントと言われています。
今回は大手不動産ディベロッパーではありませんが、日本を代表する大手商社の伊藤忠商事という点で安心感がありますね。
伊藤忠グループとして優良リートのアドバンス・レジデンス投資法人(3269)の運営実績もあります。
また、伊藤忠商事自身も上場時に5%程度出資する予定であり、同リートの名前に「伊藤忠」の基本称号が付与されている点も良いですね。単純かもしれませんが銘柄名は結構大事なので。
タイプ的にはリートIPOでは人気化しやすい物流型であり、スペック的にも悪くなさそうです。
公開規模は想定価格ベースで約372億円となっており、リートIPOとしては中規模クラスでしょうか。
ただ、今年含め近年のリートIPOの初値パフォーマンスが良くないため、今後ゆっくり検討してから参加スタンスを決める予定です。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人の初値予想
公募価格近辺
リートIPOは大手予想会社がカバーしないため、いつものようにリートIPOの初値予想に根拠はありません。現時点における第一印象から推察した個人的な初値予想です。
※2発目の初値予想は8/23(木)頃にアップする予定です
↓皆さんの初値予想は？↓
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