Welby　IPO

Welby(ウェルビー)がIPO(新規上場)承認されました。

Welby(4438)の上場日は3/29(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事はSMBC日興証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/12(火)～3/18(月)となってます。

年度末の滑り込みで3月IPOがもう1社増えました。

同社は昨年上場のウェルビー(welbe)と呼び名が一緒ですが、スペルは異なります。

Welby(4438)の事業内容

Welby(4438)は、糖尿病・高血圧症などの生活習慣病をはじめとする様々な疾患の治療分野において、患者の自己管理をサポートするPHR(Personal Health Record)プラットフォームサービスを展開している企業です。

PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)とは、個人によって管理される自らの健康・医療情報のことを指します。

同社の各疾患別のアプリを医療者から患者に対して紹介し、患者自らがデータを記録して情報を共有することで、今後の療養指導を効率的、効果的な治療が可能となります。

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同アプリでは医療者が患者にメッセージを送信することも可能で、家族など身近な間柄で情報を共有することもできます。

Welby(4438)のPHRプラットフォームは、医療者によるアプリの推奨のほか、医療機器メーカーや医薬品卸売事業者との提携、製薬会社との連携やウェブマーケティングの実施などを通じ、2018年12月末時点で各アプリの合計ダウンロード数は53万回に達しています。

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同アプリは製薬企業からの依頼に基づき開発し、PHRプラットフォームの開発費用やその利用料を頂くことで収益をあげています。

また、Welbyマイティカルサービスとして、自社構築・運営のクラウドサービスを展開しており、自治体の住民や一般企業の従業員の生活習慣病重症化予防ツールとしての利用課金、機器メーカー、検査会社等医療周辺企業への月額利用料課金等でも収益をあげています。

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Welbyマイティカルのユーザーが登録したかかりつけ医療機関は9,000施設を超え、アプリのダウンロード数は40万回を超えており、60歳以上ユーザーのアクティブ率は40%近くになります。

事業系統図

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Welby(4438)の各種経営指標

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Welby(4438)のIPO基礎情報

主幹事は定番のSMBC日興証券で、岡三証券も幹事入りしていることから、岡三オンライン証券の委託取扱い(裏幹事)も期待できそうです。 ⇒ 決定しました！

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Welby(4438)のIPO評価

PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)の蓄積は、他社においてもスマホや時計型などの端末で様々なパターンがありますが、同社の場合は医療関連メーカーと直接的に繋がっていることで優位性はありそうです。

収益的には製薬企業等からの利用料が約7割で、残りの3割は自治体の住民や一般企業への利用課金によるとのこと。

同社の規模はまだ小さいですが、近年の業績は好調で今期は黒字化の見込みとなっています。

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Welby(4438)の公開規模は、想定価格ベースで約7.2億円と比較的小さめであり、筆頭株主で代表の比企氏に次ぐ第2位株主にはデジタルガレージ(4819)の名前が見られます(37万株で約18%の保有)

VC(ベンチャーキャピタル)の保有は2本で13.8万株(上場後で13.2万株)ありますが、上位株主と共に上場後180日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)

また、その他個人株主の持ち分残約18万株(SO含む)？には、ロックアップの記述は見当たりませんでした。

規模感や株数からしても大分妙味がありそうなIPOに見えますが、まずは予想会社の評価を待って参加スタンスを決めたいと思います。

Welby(4438)の初値予想

一発目の初値予想は3/3(日)か3/4(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します
10,000円（初値予想第一弾:3/4記）
※二発目の初値予想は仮条件が決定する3/12(火)後にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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