ゼネテック　IPO

ゼネテックがIPO(新規上場)承認されました。

ゼネテック(4492)の上場日は3/19(木)で、上場市場はジャスダック・スタンダードとなります。

主幹事はみずほ証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/3(火)～3/9(月)となってます。

本日は同じ3/19(木)上場となる関通(9326)と日本インシュレーション(5368)のIPOも新規承認されています。

ゼネテック(4492)の事業概要

ゼネテック(4492)は、システム開発やエンジニアリング、IoT・クラウドソリューション等を手掛けている企業です。

業績推移と売上構成(単位：千円)

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メインのシステム受託開発事業では、1985年の設立以来、携帯電話などの移動体通信分野の端末や、カーナビ等の自動車関連の組込みシステムの設計開発をコア事業としてきました。

現在もカーエレクトロニクス全般からデジタル情報家電、半導体製造装置分野などの組込みシステムに係るソフトウェア開発およびハードウェア開発において、仕様分析・検討、基本設計から製造までシステムの一括受託開発を手掛けています。

今後は特にモビリティ分野の自動運転システムや安全運転アシストシステム等の成長が期待される中、同社はソフト×ハードウェアの強みを生かし、事業フィールドを拡大しています。

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エンジニアリングソリューション事業では、「製造業向け3次元CAD/CAMソリューション」「ロボットティーチングシステム」「工場・物流・マテハン3Dシミュレーションシステム」について、輸入販売、導入・技術支店、サポート、教育・研修などのソリューションサービス事業を提供しています。

また、今後飛躍的な成長が見込まれる製造業向けIoT分野において、通信・制御・センサーデバイス、ネットワーク、クラウド技術をベースにしたモニタリングプラットフォーム「Surve-i」を自社開発し、製造機械・設備の稼働システムや防犯・災害対策用沿革カメラ監視ソリューションとして販売しています。

その他事業として、スマホ用防災アプリである、災害時位置情報自動通知システム「ココダヨ」を提供しており、NTTドコモやKDDIのコンテンツプロバーダー向けサービスに採用されています。

事業系統図

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ゼネテック(4492)の各種経営指標

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ゼネテック(4492)のIPO基礎情報

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ゼネテックのIPO評価

ゼネテックはシステム開発・エンジニアリング・IoT・クラウドソリューションと3本柱の編成ですが、昨年度の売上構成ではシステム受託開発事業が全体の約72%を占めており、エンジニアリングソリューション事業が約27%となっています。

業績は利益面においてムラがありますが、売上は右肩上がりで順調に推移しているようですね。

今後もソフト×ハードウェアの強みを生かし、成長分野のシステム開発に取り組めるかがポイントになりそうです。

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ゼネテック(4492)の公開規模は想定価格ベースで約8.6億円と小さめで、VC(ベンチャーキャピタル)はありません。

代表の上野氏と従業員の親族(御子息？)で総株数の約63.5%を保有しており、上場後も約半数を保有する見込みです。

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既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上で初値形成後にロックアップが解除されます。

公開規模が小さいのでそれなりに期待できそうですが、本格的なIPOラッシュになってきたので、まずは予想会社の評価や仮条件を待って参加スタンスを決めたいと思います。

ゼネテック(4492)の初値予想

一発目の初値予想は来週中に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
2,600円（初値予想第一弾:2/21記）

※二発目の初値予想は仮条件が決定する2/28(金)以降にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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