松屋アールアンドディ　IPO

松屋アールアンドディがIPO(新規上場)承認されました。

松屋アールアンドディ(7317)の上場日は4/6(月)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事は野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/18(水)～3/25(水)となってます。

4月で2社目のIPOが出てきました。

本日相場の方は少し落ち着きを取り戻しましたが、まだまだ予断は許しませんね。

松屋アールアンドディ(7317)の事業内容

松屋アールアンドディ(7317)は、自動車安全装置向けのソーイング(縫合)装置システムの開発・製造・販売や、各種縫製品の製造・販売を手掛けている企業です。

縫製自動機事業は、主に日本を製造拠点として、国内及び海外の縫製品メーカーに対して販売しています。

縫製品事業は2004年から海外も進出し、現在は日本・ベトナム、ミャンマーに製造拠点を設け、オムロングループや自動車関連メーカーに販売しています。

事業拠点と事業内容

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縫製自動機事業では、主に自動車の安全装置(エアバック・シートベルト)に関する自動機を手掛けており、同社は各工程の自動機を顧客の要望に合わせて提供しています。

また、現在はアパレル・航空機分野などあらゆる縫製の自動化・省人化・省熱化を推進することを目的とし、顧客の要望に合わせた電子プログラムミシン等の縫製自動機・レーザー裁断機等の開発、製造、販売を行っています。

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縫製品事業では、オムロングループ向けの血圧計腕帯、自動車関連メーカー等向けのカーシートカバー、エアバック、自動車内装品等の製造及び販売を行っています。

これらの事業は顧客の要求に沿った受注生産であるため在庫リスクが低く、現在はベトナムでの製造を中心としています。

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事業別の販売構成

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両事業によるシナジー効果

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松屋アールアンドディ(7317)の各種経営指標

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松屋アールアンドディ(7317)のIPO基礎情報

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松屋アールアンドディ(7317)のIPO評価

松屋アールアンドディの創業は1982年で、当初アパレル向け簡易自動機から90年代にエアバッグ、シートベルト製造機器に事業転換し、現在はソーイング(縫合)装置システム以外のオムロン向けグループに対する血圧計腕帯の製造委託で業績を伸ばしているようです。

オムロン向けグループに対する直接・関節的な売上は約7割を占めており、売上構成で見ても縫製品事業の比率が大半を占めています。

同社の目論見書の事業リスクには、オムロングループに対する依存率の高さに加え、仕入れ先や販売先に中国拠点もあることからコロナウイルス感染に対する事業活動停滞に関する項目も記載されています。

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松屋アールアンドディ(7317)の公開規模は、想定価格ベースで約6.9億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は1社で5.7万株あります。

筆頭株主は同社の代表の後藤氏で、その親族や管理会社と併せて総株数の約76.6%(約184万株：上場後で約55.6%)保有しており、オムロンヘルスケア株式会社も10.6%(25万株で上場後は約9.9%)保有しています。

既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっていますが、オムロンヘルスケアやVCら保有の計40.7万に関しては、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。

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多少のコロナリスクもありそうですが、このタイミングでもIPO承認してくるのであれば、大した影響はないのかもしれませんね。

地味な事業ではありますが、軽量級の規模で日程面も恵まれていることから、それなりに期待出来そうなIPOに見えます。

松屋アールアンドディ(7317)の初値予想

一発目の初値予想は3/8(日)か3/9(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します

1,500円（初値予想第一弾:3/11記）

⇒ 1,200円(急激な地合いの変化により変更しました(3/16)
 
※二発目の初値予想は仮条件が決定する3/16(月)以降にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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