ソフトバンク　IPO　評判

昨日の続きになります。

 

↓昨日の記事↓

ソフトバンクのIPO(上場)はどうなる？現時点での個人的な印象！

 

ソフトバンクのIPOについての問い合わせがありますが、現時点では昨日と本日の記事に書いた通りです。

 

 

 

ソフトバンクのIPOで驚いた6つの事！(残3つ)

 

4,配当利回りと配当性向

---

 

ソフトバンクIPOの想定価格である1,500円で計算すると、配当利回りは5%になります。

 

IPO時に同業他社を上回る「材料」として、さらには「親会社への貢献」として配当利回りを高くするとは思ってましたが、1,500円という価格でも5%になるということで驚きました。配当性向が85%というのは凄いです。

 

大企業でもJTや日産自動車のように5%を越える配当を出す企業はありますが、ここまで思い切るとは思いませんでした。

 

⇒ ソフトバンクIPOの上場承認とIPO初値予想！各社割当数も公開！(過去記事)

 

ちなみに、ライバル2社も先日の株価急落で配当利回りが急騰してドコモ(4.3%)、KDDI(4.0%)となってます。

 

こうなると、ソフトバンク(9434)はバリュー株とも言えませんが、グロース株でもありませんね。

 

前受金不要の岡三オンライン証券！IPO取り扱い急増！

⇒　岡三オンライン証券のIPOルールと当選のコツ

 

その良し悪しは別として、今後のさらなる成長を目指す部分は親会社任せで（シナジーは期待できそうですが）、ソフトバンク自体は安定的に利益を計上していく方針なのだと思います。

 

ただ、今回のソフトバンクのIPOでは、この高い配当利回りが「強み」であり、株価の下支えになることは間違いありません。

 

でも仮に今後利益が3割減少すれば、当然ながら利回りも3割減ってしまいます(苦笑)

 

 

5,IPOに向けた営業マンのスタートダッシュ！

---

 

昨日の3,主幹事の顔ぶれの部分でも書きましたが、ソフトバンクのIPOは大手5社で国内リテール向けが中心で進んでします。

 

そのためか、今回のスタートダッシュは凄かったです。

 

私のところにも承認日の夕方には大手5社中4社から電話が入り、翌朝にはもう1社からも電話が入りました(笑)

 

そして各社共に「仮ブック」というか「プレ受注」というか、このタイミングから仮注文を求めてきます。私もIPO投資歴は長いですが、こんなことは初めてですね。

 

⇒　カブドットコム証券のIPOルールと当選のコツ

 

おそらく読者の方でも店頭で口座をお持ちの方は電話が入ったのではないでしょうか？

 

私は「今の時点ではまだ分かりませーん」と流していますが、1社だけはあくまでも「仮」として出しておきました。

 

一応、「早くに注文しておくと有利になるの？」と聞いてみましたが「不利になることはありません！」との回答でした(笑)

 

過去最大のIPOということもあり、証券会社も最初からフルパワーで望んでいるようですね。

 

⇒ 超大型IPOの初値結果と株価推移

 

↓皆さんの初値予想は？↓

IPO新規公開株ブログランキング 

6,店頭では予想以上の人気！？

---

 

上記ような形でセールスの電話が入ると逆に警戒してしまうのが人間の心理です。上手い営業マンなら別ですが、下手に話せば間違いなく悪印象になってしまうのがオチです。

 

私もその辺を少し心配していましたが、2～3日後にそれぞれ状況を聞いてみると、意外にも予想以上に好反応とのこと。

 

もちろんこれは信頼できる営業マン(複数)の話であり、某社のポ〇ンコツ営業マンの営業トークは省いています(笑)

 

ちなみに某証券の某支店では3日目ですでに1倍以上の注文が集まり、これには営業マン本人も驚いていました。

 

↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓

⇒　SMBC日興証券のIPOルールと当選のコツ

 

もちろん証券会社や支店によってもバラツキはあるのでしょうが、某証券では全社的にも非常に好調な滑り出しという話です。

 

このまま進めば、正式にブックが始まる頃には結構な倍率に達するかもしれません。

 

IPOではこうした「流れ」であったり「大衆心理」は非常に重要であり、「行列心理」にも似ています。

 

最初は滅多にないセールス電話で「余ってるのか？危ないかも？」と警戒しても、「結構人気のようだ」と聞くと、徐々に積極派が増え、少しでも需給ひっ迫の雰囲気となれば、一気に我も我もと殺到して人気化する場合があります。

 

 

過去には日本郵政グループやLINEのIPOの時も少し似た現象がありました。当時も事前に悲観的な方が結構いましたが、あの時は予想会社の直前の上方修正を受けて一気に風向きが変わりました。

 

個人的には、今後もその辺の「空気感」をしっかりと見極め、ギリギリまで悩みたいと思います。

 

ちなみに、日本郵政グループの時も最後まで悩んでラストは「GO！」で大勝しました。もちろん最後まで全力で行ける準備をしておいたお陰です。

 

また、当然ですが自分で負えるリスクの管理も必須なので、場合によっては「見送る勇気」も必要です。

 

↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓

⇒　岩井コスモ証券のIPOルールと当選のコツ

 

今後ソフトバンクIPOがどうなるかわかりませんが、選挙と同じように結果は蓋を開けてみるまで判りません。

 

何かのきっかけで「流れ」さえうまく作れれば、ソフトバンクのIPOもひょっとしたらひょっとする可能性も十分にあると思います。

 

ちなみに私は「基本的に参加」の方針で、もし風が吹けば全力で行けるようにはしておきます。まあ、どの力量で臨むかは、最後の最後まで悩むでしょうね(笑)

 

 

• ツイート
•