フリー　IPO

フリーがIPO(新規上場)承認されました。

フリー(freee)の上場日は12/17(火)で、上場市場は東証マザーズになります。

主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/3(火)～12/6(金)となってます。

フリー(4478)は以前からIPOが噂されていた企業です。

できれば時期的に年末のIPOラッシュでの上場は避けて欲しかったですが、こればっかりは仕方ありませんね。

フリー(4478)の事業内容

フリー(4478)は、スモールビジネス向けのクラウドERPサービスを手掛けている企業です。

同社は、2013年3月に「クラウド会計ソフトfreee」を、2014年10月に「クラウド給与計算ソフトfreee(2017年8月に「人事労務freee」にリブランド)」をリリースしています。

クラウド会計ソフトfreee＝中小企業の経理業務を効率化。帳簿や決算書作成・請求業務に対応。リアルタイムに数字を把握できます。

人事労務freee＝給与計算や労務管理を大幅に効率化。給与明細作成や年末調整、入社手続きから勤怠管理まで対応。

その後も2015年6月に「会社設立freee」を、2016年10月に「開業freee」及び「申告freee」等をリリースして業績を拡大させています。

申告freee＝税務申告書作成業務を効率化。法人税・消費税・法定調書・申請届出や電子申告にも対応。会計から申告まで一気通貫。

フリー(4478)のARR(対象月の月末次点における継続課金ユーザー企業に係る月額料金の合計額)は、2015年6月期から2019年6月期にかけて年平均約2倍の成長を実現し、今期の第一四半期末には5,774百万円に拡大しています。

・クラウド会計ソフトfreeeの有効事業所数＝100万事業所

・freee認定アドバイザープログラム登録事務所＝7,300事務所

フリー(4478)の各種経営指標

※クリックで拡大します

フリー(4478)のIPO基礎情報

主幹事が三菱UFJMS証券なので、auカブコム証券の委託配分数も多くなりそうですね。

⇒　auカブコム証券のIPOルールと当選のコツ

フリー(4478)のIPO評価

ここ3年間の売上年間成長率が各年平均で約2倍とは凄いすね。市場規模も大きく、日本におけるクラウド化の成長余地も大きいため、今後もさらなる成長が見込めそうです。

同社には米国VCのDCMやリクルート、SBIインベストメント、トヨタ自動車や三井住友銀行が出資しており、他にも大手ファンドや双日グループ、三菱UFJ銀行、LINEなどから資本調達をしています。

しかしながら、利益的にはまだ赤字という点は注意が必要です。

フリー(4478)の公開規模は、想定価格ベースで約334.2億円(国内は150.4億円)で、VC(ベンチャーキャピタル)は海外含めて多くありますね。

今回のIPOでVCを中心に1000万株以上の株式が放出されますが、上場後も多くのVCが残りそうです。ただVC含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっているようです。(まだ正確に把握できていません＾＾；)

↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓

⇒　岩井コスモ証券のIPOルールと当選のコツ

また、海外への販売が多く(正確な比率は今後の需要動向によって決定)、想定価格にも幅を持たせる格好なので、ちょっと読みにくいところがあります。今はグロース株に逆風が吹いている点も気になるところですね。

まずは予想会社の評価や仮条件を待って、じっくりと参加スタンスを決めたいと思います。

フリー(4478)の初値予想

一発目の初値予想は11/10(日)か11/11(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
公募価格近辺（初値予想第一弾:11/11記）
 

※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/20(水)以降にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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