パワーソリューションズ　IPO

パワーソリューションズ(PSOL)がIPO(新規上場)承認されました。

パワーソリューションズ(4450)の上場日は10/1(火)で、上場市場は東証マザーズになります。

主幹事は大和証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は9/12(木)～9/19(木)となってます。

いよいよ10月のIPOが出てきました。

まずは小型のIPOということで、引き続きIPOの新規承認を期待したいところです。

パワーソリューションズ(4450)の事業内容

パワーソリューションズ(4450)は、金融機関に向けた業務コンサルティング・システム受託開発・運用保守等を手掛けている企業です。

同社は、複数のシステムインテグレーター等の企業が提供する「多様な汎用サービスの統合」と「オーダーメイドの開発」を行い、「ラストワンマイルの業務プロセスを最適化」するビジネステクノロジーソリューション事業展開しています。

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主力のシステムインテグレーションでは、資産運用会社をはじめとする金融機関を対象に、業務コンサルティング、システムの受託開発及び運用保守を手掛けています。

具体的にはレポーティング関連システム、コンプライアンス関連システム、発注関連システムの開発等を行い、多くの金融機関が利用するSler等の汎用サービスや顧客内のサービスを連携させたり、付加機能の開発を行っています。

事業系統図

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アウトソーシングでは、システムインテグレーションの補完的な位置づけとして、金融機関の付随業務の受託やチーム単位での人材派遣を行うことにより、顧客企業の業務プロセスの一部(投資信託適時開示・法廷開示レポーティング・投信レポートデリバリー・航空券手配等)を代行するサービスを提供しています。

RPA関連サービスでは、業務プロセスの自動化を推進するため、RPAソフト「UiPath RPA Platform」のライセンス販売及び導入サポートを行っています。

UiPath社はRPAソフトウェアにおけるリーディングカンパニーであり、世界200か国40万ユーザー以上に利用されて、Fortune GLOBAL 500企業のトップ10企業の内の8社、トップ50企業の50%以上、米海軍等に採用されています。

パワーソリューションズ(4450)の取引先の一部(50音順)

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パワーソリューションズ(4450)の各種経営指標

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パワーソリューションズ(4450)のIPO基礎情報

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パワーソリューションズ(4450)のIPO評価

同社代表の佐藤成信氏は野村総合研究所の出身で、大企業のサービス範囲外の個社ニーズにビジネスチャンスを見出し、2002年にパワーソリューションズ(4450)を創業しています。

同社の手掛ける金融機関に特化した事業は、大手Slerを含む競合が少ないニッチな領域ですが、同社はSlerから導入したシステムを最大限に活用するための業務プロセス改善であるため、Slerとは案件紹介を受ける等の良好な関係を構築しているようです。

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パワーソリューションズ(4450)の公開規模は想定価格ベースで約6.1億円と小型のIPOで、VC(ベンチャーキャピタル)の保有も1社(9万株)のみです。

また、上場に際して公開するのも公募だけで、既存株主による売出しはOAのみとなってます。

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経営陣を含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(価格による解除条項なし)、VC保有の9万株は上場後90日のロックアップが掛かってますが、公開価格の1.5倍以上で解除されます。

パワーソリューションズ(4450)は公開規模も小さく業績も好調なため、期待できそうなIPOに見えます。

パワーソリューションズ(4450)の初値予想

一発目の初値予想は9/1(日)か9/2(月)に追記記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します

※二発目の初値予想は仮条件が決定する9/10(火)以降にアップします

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